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【食感もつゆも感動の美味しさです】 口に入れた瞬間、カリッとしてじゅわっと。熱々の豆腐がほろりとほぐれ、甘辛いつゆのうま味が広がります。 「絹ごし豆腐」なら、ぷるんとしてとろけてなくなるような食感。これがクセになる美味しさですが、実は衣づけがちょっと大変。慎重に扱わないと、簡単に豆腐が崩れてしまいます。丁寧に作ってでも、この口溶けを味わいたい時はぜひ絹ごし豆腐で。 「木綿豆腐」なら食べ応えがあって噛むほどに豆腐のうま味が広がります。崩れにくいので衣づけがラク。慎重に扱うのが大変であれば、木綿豆腐で作ってくださいね。美味しいですよ。 #居酒屋 #小料理屋 #定番和食
《ポイント》 ■豆腐は薄力粉をつけたらすぐに揚げます。時間をおくと出てきた水分で衣がベタつき、触れた面の衣がはがれてしまうためです。 ■揚げすぎると豆腐に「す」が入り、なめらかな食感が損なわれます。衣がカリッとして淡いきつね色になり、油の中で軽く浮くようになれば上げてください。 ■つゆは煮すぎると塩辛くなり、風味も飛んでしまいます。出来あがりはすぐなので、火にかけたら目を離さないようにしてください。 《揚げ焼き可能です》 ■少ない油(高さ1㎝くらい)で揚げ焼きにすることもできます。中火で熱し、ひとつの面につき50秒を目安に(カリッとして淡いきつね色になるまで)揚げ焼きしてください。絹ごし豆腐では崩れやすいため、木綿豆腐がおすすめです。 《おすすめの薬味(付け合わせ)》 ■小ねぎ又は長ねぎ(小口切り)、刻み三つ葉、おろし生姜、刻み海苔、七味唐辛子がよく合います。付け合わせに、ししとうやお好みのきのこに薄く薄力粉をまぶし、豆腐と一緒に揚げていただくのもおすすめです。
絹ごし豆腐(又は木綿豆腐)は、清潔な布巾(又はキッチンペーパー)の上に置いて8等分に切り、5~10分置いて自然に出てくる水けをきる。
フライパンにA 水1/2カップ、本みりん、醤油各大さじ1、砂糖、和風だし(顆粒)各小さじ1/2を入れる。大根は皮をむいてすりおろし、絞って汁気をきって30g(約大さじ2)をフライパンに入れる。 (※この時点ではまだ点火せず、工程6まで調理が進んだら弱火にかけ、10~20秒煮立たせます。)
揚げ鍋に豆腐が十分に浸かる量の揚げ油を入れ、170℃に設定して点火する。
豆腐に薄力粉をたっぷりまぶし、優しく叩いて余分な粉はおとす。 (※手のひらに薄力粉(大さじ1程度)をのせ、その上で豆腐を優しく転がすようにして馴染ませるか、まな板の上に薄力粉を広げ、転がしてつけるとやりやすいです。)
揚げ油が170℃になったら4を入れ、はじめは触らずに揚げる。1分半ほど経ったら菜箸等で軽く触れ、カリッとした感触になれば、揚げムラにならないように適宜優しく転がす。
3分を目安に、表面全体がカリッとして淡いきつね色になったら、網ですくって取り出す。 2のフライパンを弱火にかけ、10~20秒煮立たせる。
器に揚げだし豆腐を盛り、温めた2のつゆをかける。好みで青じそ(せん切り)を散らす。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」