ピーマンとえのきであっというまにできる副菜です。お弁当、作りおきにも。切り方により、見た目の違いなどがありますので、お子さんと食べるときには作り方やポイントを参考にしてくださいね。
・噛みごたえを出したい時(噛む力を育てたい時)は繊維に沿って(縦に)切るのがおすすめです。 ・ピーマンが苦手なお子さんが挑戦する際は繊維を断ち切る(横に)切るとかさが減り、柔らかくなるので食べやすくなります。水分は横に切る方が出やすくなります。 苦みについては、縦に切る方が苦みが感じにくいとは言われていますが、大きな差はありません。横に切ると調味料と馴染みやすくなるので、その分食べやすいように個人的には感じます。 ・ピーマンの種を取る作業やえのきだけをほぐす作業はお子さんのお手伝いにおすすめです。
ピーマンの種とヘタを取り、5mm幅の細切りにする。(繊維を断ち切るように切る場合は縦に半分に切ってから横に切る。)えのきだけは根元を落とし、3等分の長さにする。
フライパンを熱してごま油を入れ、ピーマンとえのきだけを加え、火が通ったら醤油、みりん、白ごまを入れて絡めながら汁気を飛ばす。
作り方1補足:【繊維を断ち切るように切るか、繊維に沿って切るか?】について ピーマンは繊維を断ち切るように切ると(横に切ると)しんなりとしやすくなり(左)、繊維に沿って切ると(縦に切ると)歯ごたえが残り、同じ量でもピーマンの存在感が出ます(右)。
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増田陽子
子どもの食育料理研究家・キッズ食育マスタートレーナー
子どものスポーツを食から応援するスポーツキッズ食育トレーナー、 農林水産省認定「和食文化継承リーダー」。 子どもが喜ぶ料理、子どもと一緒に作れるお手伝い料理、季節を伝える料理をご紹介しています。 普段はレシピ制作、子どもの食育コラム執筆、子ども向け、大人向け、親子向け食育イベント・講座講師の他、東京にて子どもが料理をする、子どものための食育スクール青空キッチン板橋校を主宰しています。 ・・・・・・ 食は子どもにとって「成長」と「健康」のために必要ですが、それだけでなく生きていく上でたくさんの学びの要素があります。料理の一部をお手伝いするだけでも子どもは達成感を得られますし、好き嫌い克服ができたり、手先の器用さや想像力を育むこともできます。 毎日ごはんを作るのは大変です。でも、ごはんを作って子どもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします^^ ・・・・・・・ ブログやHPでは、行事食や旬の素材を使った食育レシピを紹介するとともに、子どもの食育について、また食を通じて子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 よかったら読んでみてもらえると嬉しいです。