メリットがいっぱい!ジャムを煮込み料理に使ってみよう
甘みと果実のフルーティーさが魅力のフルーツジャム。今はお店に行くと、さまざまな種類のものが売られていますよね。
どれも美味しいだけでなく、お肉と一緒に使うと肉質をやわらかくしてくれたり、臭みを消してくれたりといいことがいっぱい。また、果物そのものに爽やかな酸味があるため、ボリュームのある料理でも仕上がりが重たくなりすぎないというメリットもあります。
ほかには、ジャムの甘酸っぱさで味が決まりやすく、多めにまとめ作りや作り置きをしても、料理の味が落ちにくくなるという効果も。
特にお肉の煮込み料理の場合には、肉の漬け込みや味付けなどでけっこう量も使えますので、「買ったジャムがたくさん余ってしまった!」という時の大量消費にもおすすめです。
余ったジャムが大変身!ジャムを使ったお肉の煮込み料理4選
いちごジャムでまろやかに!ふんわりミートボールのトマト煮
大人も子どもも大好きなミートボールのトマト煮。ここにいちごジャムを使うと、トマトの酸味がほどよく抑えられて、代わりにまろやかなコクが加わります。やさしい甘さのいちごジャムは、乳製品とのなじみが◎。サワークリームや水切りヨーグルトを添えれば、味だけでなく見た目にもごちそう感がアップしますよ。
【主な材料】
合いびき肉
パン粉
卵
玉ねぎ
セロリ
トマト
いちごジャム
サワークリームまたは水切りヨーグルト
●詳しいレシピはこちら
『ふんわりミートボールのまろやかトマト煮込み』
定番レシピにごちそう感!手羽元とにんにくのマーマレード煮
みんなに愛される定番おかず「鶏肉のマーマレード煮」を、手羽元とゴロゴロにんにくでアレンジ。ねっとりほっくり、食べごたえのあるにんにくと、マーマレードで照り照りに仕上がった甘辛い手羽元が絶品です。
【主な材料】
鶏手羽元
いんげん
にんにく
しょうが
オレンジマーマレード
●詳しいレシピはこちら
『手羽元とゴロゴロにんにくのマーマレード煮』
まるで煮詰めたバルサミコ!ブルーベリージャムで作る洋風牛ごぼう
ハーブと赤ワインを効かせて洋風に仕上げた牛ごぼう。牛肉は、ブルーベリージャムに漬け込むことで臭みが消えてグンと美味しくなります。クセのあるごぼうが、ブルーベリージャムの甘酸っぱさと深いコクにベストマッチ。隠し味に醤油が入るので、意外とご飯にも合いますよ。
【主な材料】
牛切り落とし肉
ごぼう
エリンギ
赤ワイン
タイム
ブルーベリージャム
●詳しいレシピはこちら
『洋風牛ごぼう【作り置きOK】』
りんごジャムでやわらかジューシー!豚もも肉とお豆のポットロースト
加熱するとパサつきがちな豚もも肉も、甘酸っぱいりんごジャムに漬け込んでから蒸し焼きにすれば、中までしっとりジューシーな仕上がりに。味付けにもりんごジャムを使いました。お肉のうま味を吸った、たっぷりの野菜とお豆がまた絶品です。
【主な材料】
豚もも肉(ブロック)
玉ねぎ
キャベツ
じゃがいも
ミックスビーンズ
りんごジャム
白ワイン
●詳しいレシピはこちら
『豚もも肉とお豆のポットロースト~りんごジャム仕立て』
長く煮込むと風味が飛んでしまいやすいフルーツジャムは、お肉の漬け込みのほか、料理の仕上げの段階で加えるとよりフルーティーさが引き立ちます。ジャムというと洋風のメニューやパンにしか合わないイメージかもしれませんが、加熱するとクセが和らいでうま味やまろやかさが引き出されるので、ご飯に合うおかずにもなりますよ。
市販のフルーツジャムは味のバリエーションも豊富なので、ぜひ自分好みの味付けやお肉との組み合わせを見つけて楽しんでみてくださいね!
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