春は甘くてジューシィな国産オレンジがおいしい季節。アルハンブラ宮殿があることで有名なスペイン南部の都市・グラナダの郷土料理「Remojón(レモホン)」を作ってみました。具材の主役は、たっぷりのオレンジと旨みのある塩気がおいしいタラ。「えっ、意外な組み合わせ!」と思われるかもしれませんが、実はこれがものすごくおいしいのです。
下準備
タラは、生ダラを使う場合は全体に塩(分量外)をきつめに振り、
冷蔵庫で一晩寝かせる。身がしまったらさっと洗い、水けをよく拭いておく。
タラを、魚焼きグリルまたはオーブントースターで焼く。 (※17分前後が目安ですが、お使いの調理器具に応じて加減してください。)
その間に他の具材を準備。 玉ねぎは薄く切って水にさらし、水けをよく拭く。 オレンジはナイフで皮をむいて、一口大に切る。 ゆで卵はくし型に切る。 (オリーブはスライスしても丸ごとでもどちらでも。)
ボウルにA 白ワインビネガー大さじ2.5、EVオリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々を合わせて白っぽくなるまでよく混ぜ、玉ねぎをあえる。
骨を皮を取ってほぐしたタラと、オレンジを加え、全体を混ぜて皿に盛りつける。 ゆで卵とブラックオリーブをのせ、お好みでパプリカパウダーを振る。
◆本来は、干しダラ(バカラオ)を使う料理です。日本で作るなら、甘塩ダラを使う場合はそのまま焼けばOK。生なら一旦塩をして寝かせ、さっと洗ってから焼きます。 ◆レモホン(Remojón)には、「びしょびしょに浸す」という意味があります。よく混ぜたドレッシングでしっかり全体をあえるとおいしいです。
レシピID:136782
更新日:2016/03/16
投稿日:2016/03/16
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