本格トマトソース【湯むきなし・10分～】
投稿日2021/06/29
更新日2021/06/29
調理時間10分(トマトの冷凍時間を除く)
完熟の生トマトで作る極上のトマトソース。わずか10分ほどで作れますが、コツをおさえれば本格的な味わいに仕上がります。 そのまま添えるだけで、ソテーした魚や肉、グリル焼き野菜などなんにでも合うおいしさ。
材料2人分
- トマト2個(250～300g程度・完熟のもの)
- 玉ねぎ1/4個(50g)
- にんにく1片
- オリーブオイル大さじ1杯半
- 塩少々
- バジルまたはオレガノ適宜
作り方
ポイント
◆トマトは生のままでも作れますが、旨みと甘みが出るまで煮込むのに割と時間がかかります。あらかじめ冷凍しておくことで繊維が壊れ、短時間でも旨みたっぷりの濃厚な味わいに。 ◆最大のポイントは、玉ねぎとトマトをそれぞれ炒め煮状態にして旨みをしっかり引き出すこと。オリーブオイルのコクも、大事な調味料のひとつです。 ◆調理時間は、トマト2個程度なら10分ほどで。大量に作る場合は水分を飛ばすのにもっと時間がかかりますので、できるだけ大きめの鍋やフライパンをご使用ください。
- 準
トマトは完熟のものを、あらかじめヘタだけ取って冷凍しておく。（こうしておくと熟れたトマトでいつでも好きな時に作れます。） 【冷凍トマト】 https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/416577
- 1
トマトは流水にさらして解凍し、自然にめくれた皮をむいてざく切りにする。 玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
- 2
厚手の鍋かフライパンににんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかける。
- 3
にんにくの香りが立ったら玉ねぎを加える。火を少し強め、玉ねぎにまんべんなく火が入るように広げて軽く塩を振る。時折ヘラで混ぜながら、全体が黄色っぽくなり、玉ねぎにやや粘り気が出るくらいまであまり触らずに炒め煮して甘みを引き出す。
- 4
トマトを加えてざっと混ぜ、均等に火が入るように広げながら、中弱火で、時折かき混ぜながら煮詰めていく（7～8分ほどが目安）。
- 5
ヘラで鍋底をこすり、ソースが戻らずにしっかり鍋底が見えるようになればできあがり。塩気が足りなければ少し足して味を調え、好みでバジルまたはオレガノを混ぜ入れる。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
- 女子栄養大学食生活指導士
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。