NYのチャイナタウンで食べたオレンジチキンを自宅で再現してみました。ご飯の上にのせて丼スタイルにするのがお勧めです。冷めてもおいしいのでお弁当にも。
塩水ベースのブライン液はローストチキンをしっとり焼き上げるテクニックです。鶏肉に塩水を浸み込ませることで加熱した際に失われる水分を予め補うと同時に塩味を肉の内部までしっかりつけてくれます。唐揚げを作る際にも応用できます。
鶏もも肉を一口大に切り、A 塩大さじ1、砂糖大さじ1/2、水250mlと共にジップ付きの袋に入れ、冷蔵庫で1晩漬ける。
鶏もも肉の水気を切り、しょうがのしぼり汁を全体になじませる。さらに溶いた卵を全体になじませたら、薄力粉を加え、粉気がなくなるまで手で混ぜる。
植物油を深さ3㎝程度になるように鍋に入れる。180℃まで熱したら【工程1】の鶏もも肉を揚げる。一度にたくさん入れ過ぎると油の温度が下がるので気を付ける。
3分揚げたらいったん取り出す。全ての鶏もも肉を揚げたら、油の温度を200℃に上げ、鶏もも肉を二度揚げする。2分揚げて、表面がカリッとしたら油を切る。
B オレンジジュース160ml、砂糖大さじ2、はちみつ大さじ1、しょうゆ大さじ1、黒酢大さじ1、にんにくのみじん切り1かけ分、しょうがのみじん切り1㎝分、赤唐辛子1本、オレンジの皮1個分、植物油大さじ1のにんにくとしょうが、赤唐辛子と植物油を深めのフライパンに入れ、火をつける。にんにくが色づいてきたらB オレンジジュース160ml、砂糖大さじ2、はちみつ大さじ1、しょうゆ大さじ1、黒酢大さじ1、にんにくのみじん切り1かけ分、しょうがのみじん切り1㎝分、赤唐辛子1本、オレンジの皮1個分、植物油大さじ1の他の材料を全て加え、沸騰させる。水溶き片栗粉を少しずつ加え、とろみをつける。
白ごまを加え、鶏もも肉に絡ませる。
396779
こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。