ほくほくふわふわのマッシュポテトをスプーンですくうと、とろりととろけるチーズ、中からクリーミーな鮭がでてきます。フランスの家庭料理にアッシ・パルマンティエという挽肉とマッシュポテトの重ね焼きがありますが、塩鮭に替えてサーモン・パルマンティエ。 食べやすくほぐした鮭なのでお魚苦手なお子様も、はふはふしながらあっという間に平らげます。常備食材で手軽にできる、おもてなしでも大人気のメニューです(*^-^*)
鮭はマヨネーズで炒めることで程よい酸味とコクが加わり、マッシュポテトとの馴染みもよくなります。 じゃがいもは蒸すのが旨みもホクホク感もあっておいしく仕上がりますが、面倒ならレンジでも構いません。 あれば、パセリのみじん切りを散らすと写真を撮るときに映えますよ(*^-^*) 写真は二人分です。大きなキャセロールにまとめたり、一人ずつ小さなココットで焼いたりTPOに合わせてくださいね。
長ネギは白い部分だけ斜めに薄くスライスする。
じゃがいもは皮を剥いて適当な大きさに切り、柔らかくなるまで蒸す。 熱いうちにバターを混ぜ合わせながら粗くつぶし、牛乳50mlを加え塩こしょうで味を整える。
フライパンにマヨネーズを熱し、甘塩鮭の切り身を焼く。 こんがり焼けたら鮭をバットなどに取り出し、粗くほぐしながら皮と骨を取り除く。 後にオーブンで焼くので、完全に火が通っていなくても構いません。
同じフライパンで長ネギを弱火でしんなりするまで炒める。 薄力粉を加え全体になじんだら牛乳200mlを注ぎ中火にしてとろみがつくまで加熱する。
3の長ネギにほぐした鮭を加えてなじませ、耐熱皿に敷く。 その上にピザ用チーズ、マッシュポテトの順に重ねてパン粉をまぶし、200℃のオーブンで焼き色がつくまで20分位焼く。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。