あさりやえびの頭から出る出汁を使った魚介の濃厚な美味しさのパスタ。ここに香味野菜、玉ねぎの旨味も追加して仕上げていきます。スパゲッティでも美味しいのですが、殻付きあさりを使用する場合はショートパスタの方が絡みやすくおすすめです。今回はカラマラータという輪っか状のパスタを使用していますが、蝶々の形のファルファッレでも美味しく仕上がります。
エビは冷凍だと出汁が出ないので、できれば新鮮なものを使用してください。頭があったほうがより美味しく仕上がりますが、なければなしでも大丈夫です。 あさりはきれいに洗っても加熱中に汚れが出て来やすいので、別調理をし最後にあさり出汁をこしながら使用します。別調理をするのは、美味しいあさり出汁を作るためでもあります。 出汁を作るのとお好みでイタリアンパセリも加えてくださいね。
あさりは砂抜きし、擦り合わせるようにしてしっかりと流水で洗い、汚れを落とす。鍋にあさり、100mlの水、100mlの白ワインを入れ加熱する。あさりがすべて開いたら火を消し、冷ましておく。 小えびは下部の殻と背ワタをとる。(背ワタを取るときに、包丁で開くようにしておくとよい)のち、塩を振っておく。 玉ねぎはみじん切りにする。
大きな鍋に2Lの水を入れ、沸騰したら24gの粗塩を入れ、ショートパスタを表記時間より1分短く茹でる。
深さのある鍋にニンニク、オリーブオイルを入れ、弱火で点火する。ニンニクの香りがオイルに浸透したら、玉ねぎを入れ、玉ねぎの色が半透明になるまで加熱する。
工程2に小えびをいれ、小えびの色が変わったら白ワイン100mlを投入し強火でアルコール分を飛ばす。
2分ほどしたらあさりも加え、あさりを加熱したときに出来た出汁も茶こしでこしながら加えていく。お好みで塩・こしょうをし味をととのえる。
茹で上がったパスタを工程3で1分ほど煮込んでいく。 パスタソースをショートパスタに吸収させながら、じっくりと旨味を染み込ませていく。
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Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。