サルシッチャとは、刻んだ香草を入れた豚ひき肉のことを言います。 香草の香りが豊かな豚ひき肉と、野菜の凝縮されたうま味と一緒に食べる爽やかなパスタです。 工程4までのソースのベースは、つくり置きができます。タッパーやジッパー袋にいれて、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておけば、次にパスタをつくるときに簡単に美味しいパスタが作れるようになります。 とてもオススメなので、ぜひ作ってみてください。
野菜を弱火でじっくり加熱していくことで、うま味が凝縮されて美味しいソースになります。 グラナパダーノはスーパーでは売っていないところも多いので、その時はパルメザンチーズでも代用可能です。とはいえ、チーズはだいぶ風味が違いますので、できればグラナパダーノやパルミジャーノチーズを使った方がより美味しいパスタがお楽しみ頂けます。
冷めた鍋にオリーブオイルとにんにく、ローリエを入れて、にんにくに焼き色がつくまで、弱火でゆっくり加熱していく。
サルシッチャを入れて、中火で焼き色がつくまで炒める。
粗みじん切りにした玉ねぎ、人参、セロリを入れて、弱火で加熱する。 玉ねぎに火が通って色が透けてきたら、白ワインを入れて、さらに煮込む。
写真のように野菜の原型がなくなってきたら、ミニトマトを入れる。 ミニトマトの皮がすこし柔らかくなる程度に、軽く煮込み、塩とグラナパダーノを加えて味を整える。
別の鍋にお湯を張り、水に対して1%の塩を入れる。 パスタを入れ、茹でていく。
別のフライパンを用意し、作ったパスタソースとパスタの茹で汁、ししとうを入れて沸かす。 ししとうがしなっとしたら、火を止める。
フライパンにパスタを入れ、強火にしてソースと絡ませる。 味見をしてみて、塩味が弱ければ塩で味を調節する。 ソースにトロみがついてきたら、お皿に盛り付ける。
(グラナパダーノなどの粉チーズ)とブラックペッパーをしっかり振りかける。
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大家 輝
料理家
日々の食卓がもっと楽しくなるように、さまざまな形の食を提供している料理家です。旬の野菜から料理を考えたり、少し手間はかかるけど自家製でつくられる料理をご紹介しています。 「いろんな食材の使い方を知りたい。」 「いろんな料理を自分で挑戦してみたい。」といった方にとって、楽しくて参考になるようなレシピをアップしていきます。 【得意料理】 イタリア料理が得意ですが、白米にも合うように和のテイストを少し入れるように心がけています。 【経歴】 大阪の中之島にあるイタリアンレストランカフェで副料理長を勤めて、その後ケータリングと食のセレクトショップカフェのお店を創立。現在、料理家としてフードプロデュースなどの活動しています。