「ハヤシライス」の名前の由来は?
子どもから大人まで幅広く愛される洋食屋さんの代表的な料理「ハヤシライス」は、海外から入ってきた料理が日本で独自に進化した“洋食”のひとつです。
その名前の由来は、ハッシュドビーフにご飯を添えた「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が縮まって「ハッシライス」「ハイシライス」と呼ばれるようになり、「ハヤシライス」になった説や、林さんが最初に作った説、「早いライス」が語源の説などいくつかあるそうです。しかし、どれが正しいものかは分かっていないそうです。
今も愛される洋食屋さんのハヤシライスの味が自宅でも簡単に作れたら嬉しいですよね! 今回は市販のルウを使わない、ハヤシライスの作り方をご紹介します。
簡単なのに本格的!基本のハヤシライスの作り方
市販のデミグラスソースと赤ワインを使えば、ルウなしでも簡単に本格的な洋食屋さんの味が作れます!
【材料(4人分)】
牛肉(薄切りやこま切れ肉) 300g
玉ねぎ 2個
マッシュルーム 1パック(100g)
バター 大さじ2
ご飯 人数分
塩・こしょう 各少々
赤ワイン 100ml
A水 50ml
Aはちみつ 大さじ1
A顆粒コンソメ 小さじ2
Aデミグラスソース 1缶
A中濃ソース 大さじ2
Aトマトケチャップ 大さじ5
【作り方】
【下準備】
・玉ねぎは繊維を断ち切るように8mm幅に切る。 繊維を断ち切るように切ることで辛み成分が出て、うま味や甘みを感じやすくなるうえに、短時間で甘くやわらかく煮えます。
・マッシュルームは汚れを拭き取り、8mm幅にスライスする。
風味が飛ぶので、なるべく洗わずに拭き取ります。土汚れが落ちない場合は軽く水洗いしてください。
・牛肉はひと口大に切る。
【玉ねぎを炒める】
1.フライパンにバターを熱し、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
バターでコクと香りをプラス! 玉ねぎの甘みを引き出します。
【牛肉、マッシュルームも炒める】
2.牛肉、マッシュルームも入れ、塩・こしょうを振り、牛肉の色が変わるまで炒める。
【赤ワインを入れる】
3.赤ワインを入れて1分煮立て、アルコールを飛ばす。
赤ワインを入れることで風味がアップします!
【煮込む】
4.Aを入れ 、弱火で約10分煮る。
焦げないように弱火で煮込みます。
【いよいよ盛り付け!】
5.お皿にご飯を盛り、4をかけたらできあがり!
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簡単!本格的!!*基本のハヤシライス*
豚肉で作る!デミグラスソースを使わないお手軽ハヤシライス
牛肉を豚肉に替え、デミグラスソースを使わずに作るお手軽ハヤシライスです。豚肉でも牛肉に負けない美味しさ! どこか懐かしいホッとする味わいですよ。
【材料(4人分)】
玉ねぎ 2個
豚肉(こま切れや薄切り) 300g
バター 大さじ1
A酒 大さじ2
Aみりん 大さじ1
A水 150ml
Aコンソメ(顆粒) 大さじ1
Aケチャップ 大さじ5
Aお好みソース 大さじ5
B片栗粉 大さじ1
B水 大さじ1
グリーンピース 少々
【作り方】
【下準備】
・玉ねぎは繊維を断ち切るように1cm幅に切る。
・豚肉は食べやすくひと口大に切る。
1.バターを熱したフライパンで、玉ねぎがしんなり透明になるまで炒める。
2.豚肉も炒め、火が通ってきたら、Aを入れ、蓋をして弱火で15〜20分煮込む。
3.Bの水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
4.ご飯を盛り、3をかけ、お好みでグリンピースをのせてできあがり!
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豚肉で♡デミグラスソース不要小麦粉不要*絶品豚ハヤシライス*
甘くて奥深いコクとまろやかな味わいのハヤシライスは、アレンジやリメイクがしやすいのも魅力です。ご飯にかけてチーズをのせオーブンで焼いてドリア風に、オムレツにかけてオムハヤシに、パスタにかけてハヤシパスタにとアレンジも自在! ルウを使わずに簡単に作れるので、ぜひご家庭でも試してみてくださいね!
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