小麦粉は使わずに、ケーキのような食感の濃厚なタイプのかぼちゃプリンです。バターを使ってコクを出すので生クリームは使いません。
かぼちゃの糖度により砂糖の量を増減して調整してください。シナモンがよくあうかぼちゃプリンですが、シナモンが苦手な場合は入れなくての問題ありません。バターは無塩でも有塩でもどちらでも大丈夫です。150℃でじっくり焼くことで滑らかな食感に仕上がります。よ〜く冷やしてお召し上がりください。
かぼちゃはタネとワタを取り、ラップ(耐熱性)をかけて、電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。※ 加熱しすぎるとパサパサになってしまいますので、時々、様子をみてください。加熱時間の目安は600Wで5〜8分程度です。
【カラメルを作る】鍋にB グラニュー糖大さじ1、水大さじ1を入れて、中火にかけて、時々鍋を揺すりながら香ばしく煮立ち、表面から煙が立ったら、火を止めて、熱湯(大さじ1)を加えて鍋を揺すり混ぜる。すぐにプリン型(耐熱性)に均等に入れる。※ 熱湯を加える瞬間は勢いよく飛び跳ねるので注意!
加熱したかぼちゃは皮を取り除いて200gをボウルに入れて、熱いうちにバターを加えて混ぜながら溶かす。※ 余った部分は皮を含めて、細かく切ってバターで炒めて、牛乳を加えて、コンソメ、塩、こしょうで味を調えれば簡単かぼちゃスープに活用できます。
2にA 牛乳150ml、きび砂糖大さじ3、シナモン・粉小さじ1/2、バニラエッセンス(あれば)5〜6滴を加えてホイッパーでよく混ぜて、溶き卵を加えて混ぜる。
3を濾し器で濾す。
残った部分はホイッパーで軽く混ぜたり、ゴムベラで押さえるようにすると多少濾すことができます。
カラメルを入れた容器に均等に分けて、アルミホイルをかぶせる。
半分程度水を張った天板にのせて、150度に予熱したオーブンで30分焼く。
アルミを取り、中央部分もしっかり固まっていれば完成。そのままあら熱が取れるまで置き、冷めたらラップをして冷蔵庫で冷やす。もし、生焼けの場合、170度に温度をあげて中央部分も焼けるまで延長して3〜5分程度焼く。※ 延長して焼く場合、様子を見ながら時間を調整してください。予熱時もプリンは入れたままで大丈夫です。
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簡単料理研究家*ハットリミドリ
料理家
東京都文京区千石にて昭和の長屋をリフォームしたキッチンスタジオ atelier月 運営 心とからだと環境にやさしい料理の教室やマルシェの開催をしています 【略歴】 カフェや居酒屋チェーン店立ち上げ業務(マネジメント・メニュー開発経験あり)など飲食業界に携わったのち、野菜を扱う食品メーカーで料理レシピ企画を担当。現在は書籍のレシピ制作・飲食店メニュー開発のほか、雑誌・テレビ・新聞・WEBなどメディア各種で食品や調理家電などの検証を行う料理家として活動中。 【メディア出演関連】 NHKひるまえほっと かんたんごはん テレビ東京 よじごじDAYS 読売新聞レシピ ラジオ(TOKYO FM / ラジオ埼玉) LDK MONOQLO 家電批評 サンキュ! など 【飲食店メニュー企画】 ・観光地カフェ立ち上げ(東京都小笠原村) ・天然素材のかき氷レシピ開発(東京都神保町) ・糀を使ったドレッシング開発(千葉県津田沼) テイクアウト専門店メニュー・居酒屋チェーン店・カフェなど 【料理本レシピ企画】 ・スピード完成!野菜の大量消費おかず ・時間がない人のためのやせる超速つくりおき ・時間がない人のための超速つくりおき ・作りおきレンチンおかず ・うちのから揚げがうまい そのほか月刊誌のレシピ企画など 【得意なジャンル:家庭料理編】 ・あまり手をかけない シンプル調理 ・基本調味料で作る家庭料理 ・体調不良のときに胃腸にやさしいいたわり料理 ・蒸し料理 ・初心者おやつ ・お味噌汁(一汁一菜) 【得意なジャンル:商業編】 原価・オペレーションを考慮したメニュー開発 ・居酒屋・カフェ・観光地・テイクアウトおかずなど 【好きな地域】 ・ハワイやタイなど南国系の観光地 ・離島(伊豆七島)や沖縄 ・東京・茨城・千葉