白いご飯と相性抜群のいくらの醤油づけ。難易度高そう!と思われがちですが、生すじこをほぐして醤油だれに漬けるだけのシンプル調理。今が旬の新鮮な生すじこがある時に仕込んでいます。 【生すじことは】 ・醤油や塩で加工されていない味付けなしの生のものです
【注意すること】 冷凍すじこは皮が破れやすいので新鮮な生すじこで作ることを推奨します 生のすじこにはアニサキス(食中毒の原因となる寄生虫 白い糸のような形状)がいることもあるので注意しましょう 食中毒予防方法(厚生労働省サイトより引用) ◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去 ◆ -20℃で24時間以上冷凍 ◆ 70℃以上、または60℃なら1分 目視のほか、冷凍ほか加熱処理はいずれかでよい 冷凍する場合はいくら醤油漬けが完成してから 個人的には目視のほか、いくら醤油漬けしたあとに冷凍して対策しています
A 酒大さじ2、本みりん大さじ1を鍋に入れ中火にかけ沸騰したら火を弱め、しょうゆを加えて温め火を止めて粗熱をとる ※ 最初に酒とみりんを沸騰させる理由はアルコール分を飛ばす(蒸発)させるため ★ この料理に関しては漬けタレの味がダイレクトに影響するので料理用●●風調味料ではなく、「本みりん」「酒」「しょうゆ」を使ってください
大きめの鍋または深いフライパンに水を入れ火にかけ40℃程度のぬるま湯になったら火を止め、塩(洗浄用)を加えて混ぜて溶かす ★ 冷水で洗うよりいくらがほぐれやすく、汚れも落としやすいぬるま湯。塩を加えることで味がぼやけるのを防止します
ボウルに1のぬるま塩湯、生すじこを入れ、薄皮から粒をはがし、すじなどを取り除くように洗う ・ぬるま塩湯が濁ったらきれいな塩湯に取り替えて繰り返す ★ この時にいくらの表面が多少白く濁るが問題ない
ざるにあげ、水けをしっかりきる
漬けタレがしっかり冷めたら5を入れて半日〜一晩つける 【保存】 冷蔵で1週間程度 冷凍で約1.5か月以内を目安に消費
448162
簡単料理研究家*ハットリミドリ
料理家
東京都文京区千石にて昭和の長屋をリフォームしたキッチンスタジオ atelier月 運営 心とからだと環境にやさしい料理の教室やマルシェの開催をしています 【略歴】 カフェや居酒屋チェーン店立ち上げ業務(マネジメント・メニュー開発経験あり)など飲食業界に携わったのち、野菜を扱う食品メーカーで料理レシピ企画を担当。現在は書籍のレシピ制作・飲食店メニュー開発のほか、雑誌・テレビ・新聞・WEBなどメディア各種で食品や調理家電などの検証を行う料理家として活動中。 【メディア出演関連】 NHKひるまえほっと かんたんごはん テレビ東京 よじごじDAYS 読売新聞レシピ ラジオ(TOKYO FM / ラジオ埼玉) LDK MONOQLO 家電批評 サンキュ! など 【飲食店メニュー企画】 ・観光地カフェ立ち上げ(東京都小笠原村) ・天然素材のかき氷レシピ開発(東京都神保町) ・糀を使ったドレッシング開発(千葉県津田沼) テイクアウト専門店メニュー・居酒屋チェーン店・カフェなど 【料理本レシピ企画】 ・スピード完成!野菜の大量消費おかず ・時間がない人のためのやせる超速つくりおき ・時間がない人のための超速つくりおき ・作りおきレンチンおかず ・うちのから揚げがうまい そのほか月刊誌のレシピ企画など 【得意なジャンル:家庭料理編】 ・あまり手をかけない シンプル調理 ・基本調味料で作る家庭料理 ・体調不良のときに胃腸にやさしいいたわり料理 ・蒸し料理 ・初心者おやつ ・お味噌汁(一汁一菜) 【得意なジャンル:商業編】 原価・オペレーションを考慮したメニュー開発 ・居酒屋・カフェ・観光地・テイクアウトおかずなど 【好きな地域】 ・ハワイやタイなど南国系の観光地 ・離島(伊豆七島)や沖縄 ・東京・茨城・千葉