塩麹のおかげで、パサつきがちな鶏むね肉も、柔らかくしっとりに仕上がります。鶏むね肉は高たんぱく質で疲労回復物質も多く含むので、明日もがんばろう!という日にオススメです。
漬け込み時の塩麹だけでは塩加減が物足りない場合は、バターとともに塩を少々加えて整えてください。 バターとミニトマトを加えた後は、さっと炒めて火を止めると、ミニトマトも崩れ過ぎず食べやすいです。 塩麹は焦げやすいので、火加減には十分気をつけてください。
鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにして、塩麹に漬け込み一晩おく。
アスパラガスは端を2センチほど切り落とし、硬い部分の皮をピーラーで剥き、食べやすい長さの乱切りにする。ミニトマトは縦半分に切る。
焼く直前に鶏むね肉に片栗粉をまぶし、弱火にかけサラダ油をひいたフライパンに並べる。蓋をして2〜3分焼く。
片面に焼き色が付いたら裏返し、アスパラガスを加えて酒をふり入れ、再び蓋をして2〜3分焼く。
鶏肉とアスパラガスに火が通ったら中火にし、仕上げにバターとミニトマトを加えて全体にさっと絡める。
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ここえみ
栄養士・発酵食品ソムリエ
夫と大学生の娘の3人家族。 栄養士・発酵食品ソムリエ。 栄養士として、産科や小児科で栄養指導業務に就く傍ら、“作ることも食べることも楽しんで”をモットーに、ごはん作りを楽しんでいます。 キッチンに立つ私の様子を見て、とても楽しそうだから…と娘が勧めてくれた、おうちごはん投稿。 SNSで食や料理を通じて、大勢の方と繋がることができ、大きな喜びと嬉しさを感じています。 “食事をする”ということは、生きていく上で欠かすことのできない行為ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ、他に大切なことが詰まっているんじゃないかと。 栄養バランスはもちろん大事ですが、食事をする時間が、義務感からくるただのお腹を満たすだけの時間ではなく、そこに誰かと美味しさを共有できる楽しさや、1人の時間であっても、ホッとできる安心感を得られたりする時間であってほしい。 そんなことを思いながら、日々仕事に就き、そしてお料理をしています。 見て楽しい、食べて美味しい、そしてほっと安らげるようなおうちごはんメニュー。 私が愛してやまない、麹を始めとする発酵食品を使ったメニューも、たくさんお届けできたらと思っています。 よろしくお願いします。