冬瓜の上品さを生かして、出汁は昆布出汁で。 お肉と合わせているので、冬瓜が苦手な方でも召し上がっていただき易くなります。 大振りな冬瓜の煮物の食感が苦手な方でも、薄切りのとろける食感なら大丈夫でしょう。 食べやすい一口大の奉書に巻いて、おもてなしにも是非。
出汁は昆布出汁が上品な冬瓜の風味を生かします。 弱火でコトコト煮ますが、薄切りなので、時間はかかりません。
冬瓜の皮は厚めに剥き、15センチ長さの桂むきにする。 A 水1リットル、昆布(下処理用)10センチほどを1枚、塩小さじ1にしんなりするまで浸けておく。
下処理した冬瓜の水気を拭き取り、片栗粉を片面に振る。
豚バラ肉を重ねてきっちり巻く。
巻くと少しお肉が押されるので、端は冬瓜より少し短めにすると綺麗に巻き終われます。
巻き終わりを爪楊枝で2箇所刺して止めます。
B 水600ml、昆布(煮出し汁用)10センチほどを1枚、砂糖大さじ1、味醂大さじ3、薄口醤油大さじ2の水に昆布を入れて昆布出汁を取ったら、昆布を引き上げてほかの調味料を加えて煮立てます。煮出し汁が煮立ったら巻いた冬瓜を並べて弱火で煮ます。
煮汁が回るように、キッチンペーパーなどで落し蓋するといいでしょう。 冬瓜が透き通ったら煮上がりです。 煮汁に浸したままで、しばらく味を含ませておきましょう。
三つ葉は、沸騰したお湯に塩少々を加えたところに浸けます。 すぐしんなりします。
しんなりしたら冷水に取ってください。
煮上がった冬瓜の爪楊枝を外し、三つ葉で結びます。 器に盛り、有れば季節感演出に、茹でた食用菊を添えます。無くてもOK
写真では切ってみましたが、一口大の奉書に仕上げているので、そのままで食べやすいです。 お好みで柚子胡椒などを添えても、また美味しさが変わります。
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トコトコ
初めまして。 お家ご飯でも、盛り付けにひと工夫加えておもてなしがモットーです。 四季折々の食材を大切に、視点を変えて新しい味探しなお料理を日々楽しんでいます。 昔ながらのお料理の基本を大切にしながら、実験的なお料理方法にチャレンジするのも大好きです。 和食が1番好きですが、ジャンルにとらわれない創作料理を考える時が1番ワクワクします。 食育と薬膳の視点から、食材の持つ力を大切にしています。 とにかくよく食べる家族5人のご飯に一日中追われています(汗) お気軽にのぞいてみてくださいね。