ふんわりとした食感と、優しく広がるバニラの香りが特徴のパンナコッタのレシピです。 パンナコッタは、つるんとした食感のものも多いと思いますが 今回は、空気を含んだムースのような エアリー食感のパンナコッタを作りました。 生クリームを泡立てて加えることで、 軽やかでなめらかな仕上がりになるのがポイント。 仕上げにかける、ほろ苦いカラメルソースが 味の輪郭を引き締めてくれて 食後でもさっぱりといただけます。 シンプルながらもリッチなデザートをお楽しみください。
・泡立てた生クリームを混ぜる際に、生地の温度が上がると、泡が潰れやすくなってしまうため、適宜氷水にあてながら作業してください。 ・カラメルソースを作る際は、鍋をふったり、混ぜたりすると砂糖が結晶化してしまうことがあるため、触らずにそのまま焦がしてください。 ・カラメルソースに色止めの水を加える際は、カラメルが跳ねるため、必ず火傷防止にザルなどを鍋の上に乗せて作業してください。また、手が鍋の真上に来ないよう、持ち手が長いさじなどを使ってください。
【パンナコッタ】 冷水に粉ゼラチンを振り入れ、10分以上冷蔵庫でふやかす。
パンナコッタを作る。 生クリームをボウルに入れ、氷水にあてながら8〜9分立てにする。 使うまで冷蔵庫で冷やしておく。
鍋にA 牛乳100g、グラニュー糖20g、バニラビーンズペースト3gを入れ、中火にかける。 グラニュー糖が溶けるまでかき混ぜながら加熱する。
②を60~70℃になるよう温度調整し、準備したゼラチンを入れ、しっかりと溶かす。
③をボウルに移し、氷水にあて、 とろみがつくまで、優しく混ぜながら冷やす。
①の生クリームをホイッパーで軽く立て直し、 1/3を④のボウルに入れ、均一になるまで混ぜる。 残りの生クリームは2回に分けて加え、 泡が消えないようホイッパーで底からすくうようにして混ぜる。 最後にゴムベラで混ぜムラをなくす。 ※生地温度が上がって緩むことがあるので、適宜氷水にあてながら作業してください。
容器に流し入れ、冷やし固める。 濡れ布巾の上で容器を軽く落とし、空気を抜きます。
【カラメルソース】 小鍋に水を入れ、グラニュー糖を振りかけて全体に水を染み込ませる。
中火で、全体が茶色く色づくまで加熱する。
火を止め、ザルや油はね防止ネットなどを鍋の上にのせ、その上から水(色止め用)を注ぐ。 ※熱いカラメルが跳ねるため、必ず火傷防止の対策をしてください。
⑨をボウルに移し、氷水にあてて急冷する。 粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で冷やす。
⑥のパンナコッタに⑩のカラメルソースをかける。
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藤井玲子
料理研究家・フードコーディネーター
料理研究家・フードコーディネーターの藤井玲子です。 つくりたくなるわくわくレシピをコンセプトに 毎日のごはんや、休日に楽しめるパン・お菓子のレシピをご紹介しています。 レシピサイト「れこれしぴ」を運営中。 ぜひ遊びに来てください♪