焼くまで10分!さつまいもの魅力をとことん楽しめる簡単スイーツ
さつまいもの美味しい季節がいよいよ到来しましたね! さつまいものホクホク食感や自然な甘さは子どもから大人まで幅広い世代に大人気♪ 食べると思わずホッとする、癒やされる…と感じる方も多いのでは?
食物繊維やビタミンCなど、女性にうれしい栄養素が豊富なのもさつまいもの魅力。美肌や腸活にもいいので、積極的に食事やおやつに取り入れたいですよね。
ふかしたり焼いたりするだけで手軽に食べられるさつまいもですが、スイーツもまた格別の美味しさです。なかでもスイートポテトは、さつまいもの濃厚でまろやかな甘さとバターの芳醇な風味が絶妙にマッチし、さつまいもの美味しさを最大限引き出したお菓子…といっても過言ではありません。
ただ、本格的に作ろうと思うと、生クリームを用意したり、さつまいもを裏ごししたりと、ハードルが少し高いイメージも…。
そこで今回は、焼くまでにかかる時間はたったの10分、お手軽に作れるmaki(まき)さんの「ひとくちスイートポテト」をご紹介します!
なんとこのスイートポテト、生クリームを使わずに作れて、裏ごしも成形も不要。しかもトースターで焼けちゃうんです! これなら思い立ったときにすぐ作れそう♪
後半では、このほかにもmaki(まき)さんの「材料少なめ簡単おやつ」をピックアップ。併せてチェックしてみてくださいね!
子どもも大喜び♪「ひとくちスイートポテト」の作り方
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/421482
材料(2人分)
さつまいも 300g(大きめ1本)
砂糖 大さじ3
牛乳 大さじ2
バター 10g
卵 1個
黒いりごま お好み
作り方
1. さつまいもをひとくち大に切り、レンジで加熱する
さつまいもは皮をむいてひとくち大に切り、水にさらしてアクを抜きます。水気を切って耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で約5分加熱します。
使用するさつまいもは、紅あずまのようなホクホク系の品種がおすすめだそう。安納芋のような水分が多いさつまいもは成形がしにくくなりますが、あとで加える牛乳の量を調節すればOK。
スタッフが作ったときは紅あずまが手に入らなかったので、同じくホクホク系の五郎島金時でチャレンジしてみました♪
2. さつまいもをつぶし、砂糖・牛乳・卵・バターを混ぜる
卵を溶きます。溶いた卵から、大さじ1杯分だけ取り分けて同量の水を加えてのばしておきます。
さつまいもをフォークやマッシャーなどでつぶし、砂糖、牛乳、バター、残りの溶き卵を加えて混ぜます。
砂糖は、コクと深みの出る素焚糖(きび砂糖の一種)がおすすめ。ただ、写真を撮りたいときなど見映えよく作りたい場合は、上白糖にすると色がきれいに仕上がります。バターは、無塩バターが◎。
牛乳の量は、さつまいもの水分量に合わせて調整してくださいね。生地がゆるくなってしまった場合は、ラップに包んで数分おいておくとなじみますよ。
3. 生地を四角く整え、包丁で切る
ラップで包んで生地を四角く整え、包丁で食べやすい大きさに切りましょう。
スタッフが作ったときは画像と同じように、縦に5等分、横に5等分して合計25個になるようにカットしました。これだと1個が大体2~3cm角くらいになりますよ。
4. 天板に生地を並べ、溶き卵を塗る
トースターの天板にクッキングシートを敷き、カットした生地を並べます。水でのばした溶き卵をスプーンやはけなどで塗り、お好みで黒いりごまをのせます。
5. トースターで約12分焼く
200℃に設定したトースターで約12分焼きます。オーブンの場合は、200℃に予熱してから約15分焼きましょう。
きつね色の美味しそうな焦げ目がついたら完成です!
編集部スタッフも作ってみました!
スタッフの家のトースターが温度設定のできるタイプではなかったので、今回は電子レンジのオーブン機能で焼いてみました。
オーブンに入れて、待つこと15分。maki(まき)さんによると「冷めたものよりも、温かい状態の方がホクホク感を楽しめておすすめ」とのことだったので、焼きあがったあと、粗熱を取るのもそこそこに(待ちきれない!)ひとつつまんで食べてみることに。いただきまーす!
あちあち言いながらまだ熱い状態のスイートポテトを頬張ると、口の中でほろほろっとすぐに崩れます。くちどけの良いスイートポテトから広がる、さつまいもの甘み! ザ・さつまいも、といった「おいも感」あふれる美味しさに、自然と顔がゆるみます。
「これは…ほぼ焼き芋なのでは?」と思うようなさつまいものホクホク感と優しい風味、飾らない甘さに、無意識に次のスイートポテトをぱくり。
「ああ、美味しい…秋だなあ」としみじみ噛みしめていると、食感や味わいが栗っぽいなと思えてきました。これは今回使ったさつまいもの品種が、五郎島金時だからかもしれません。もっと甘みの強い、例えば紅はるかのようなさつまいもだったら、また違った味わいになるのかも。品種の違いを楽しんでみても面白いかもしれませんね!
新しいスイーツには及び腰になりがちな我が家の4歳児も、このスイートポテトはたいそう気に入ったようす。ひとつを食べきったあと、「もっとちょうだい!」の声が飛び出し、パクパクとうれしそうに食べていました。シンプルかつヘルシーな材料で作られたお菓子なので、小さな子どものおやつにもぴったりですね。
何よりひとつが小さめなのがいいではありませんか! 自制心さえ働けば食べ過ぎることもなく、小腹がすいたときにちょうどいいサイズ感です。見た目もころころかわいいので、ちょっとした持ち寄りパーティー(特に女子会)などでも喜ばれること間違いなし。
1日では食べきれなかったので、翌日レンジで10秒ほど温めなおしてから食べてみました。できたてのホクホク感は確かに少なくなりますが、逆に生地がしっとりと落ち着き、少し冷めているくらいの方が甘みも感じるので、これはこれで十分美味しかったです♪
●詳しいレシピはこちら
トースターで簡単!ひとくちスイートポテト
いかがでしたか? 今回は、思い立ったときに作れるひとくちスイートポテトをご紹介しました。特別な材料や器具は一切必要ありません。これならお菓子作り初心者さんも気軽にトライできますよ♪ 秋の味覚を堪能できるさつまいもスイーツ、ぜひお試しくださいね!
今すぐトライしたい♪maki(まき)さんの「材料少なめ簡単おやつ」6選
カリカリしっとり♪ミルキーおさつポテト
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/421484
バターと牛乳のミルキーな味わいがたまらなく美味しいおさつポテト。さつまいもが結晶化した砂糖に包まれ、外側はカリカリ、内側はしっとりホクホクして、まるで蜜芋のよう。Instagramで400万人以上が見た、maki(まき)さんの大人気レシピです。
●詳しいレシピはこちら
カリカリ止まらない!ミルキーおさつぽてと
ずっしり濃厚!かぼちゃのタルトケーキ
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/422564
ずっしり超濃厚なかぼちゃのタルトケーキが、なんとレンジで作れる驚きのレシピ。かぼちゃをレンチンしてバターを加えてつぶし、牛乳、卵、砂糖を混ぜたら、砕いたクッキーを敷いた耐熱容器に流し入れてレンジでチン! あとは冷やすだけと、とっても簡単なのでぜひお試しを♪
●詳しいレシピはこちら
【ずっしり超濃厚】レンジで簡単!かぼちゃタルトケーキ
ミキサーなしで作れる!さつまいものプリンタルト
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/423596
さつまいも、卵、砂糖、牛乳…とシンプルな材料で作る、スイートポテトのように濃厚なプリンタルト。ずっしりと食べごたえ十分なのに、さつまいもの素朴な甘みで食べ飽きることがありません。小さめのさつまいも1本で15cm型ワンホール作れるコスパの良さも◎。
●詳しいレシピはこちら
ずっしり濃厚!カラメルさつまいものプリンタルト【材料5つ】
混ぜるだけで簡単♪バナナパウンドケーキ
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/436681
ホットケーキミックスを使ってお手軽に失敗なく作れる、定番のバナナパウンドケーキです。材料を混ぜて焼くだけなのに、しっとりと濃厚な仕上がりに♪ バターと卵の香り、あえて粒感を残したバナナの豊かな甘みがたまりません。黒くなったバナナの消費にも◎。
●詳しいレシピはこちら
焼くまで10分!バナナパウンドケーキ
材料4つで超濃厚♪レアチョコテリーヌ
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/430401
チョコレート、バター、卵、牛乳と材料はたった4つ、しかも混ぜるだけなのでオーブンに入れるまでたったの10分で完了! 焼き時間も短いのであっという間に作れちゃいますよ。切り分けたときにとろっとあふれるチョコレートに、歓声が上がること間違いなしです♪
●詳しいレシピはこちら
材料4つで超濃厚!混ぜるだけ『レアチョコテリーヌ』
さくほろ食感がたまらない!チョコチャンククッキー
https://oceans-nadia.com/user/384216/recipe/436779
こちらも材料4つ、工程3つで作れる簡単クッキーです。しかもホットケーキミックス使用なので、さらに手間なし! バターと卵黄はたっぷりリッチに使うのがポイント。大きめに砕いた存在感のあるチョコレートに負けない、濃厚なクッキー生地が絶品ですよ♪
●詳しいレシピはこちら
材料4つ!濃厚チョコチャンクッキー
調理師とパティシエの専門学校で学んだ料理家・フードスタイリストのmaki(まき)さん。10年間、給食調理をしていたこともあり、「子どもから大人まで喜ばれるレシピ」を目指しているのだそう。
また、共働きで忙しいご両親の力になりたいと、中学生のころに夜ご飯を作り始めたのが料理を始めたきっかけなので、「忙しい人に寄り添うレシピ」であることもレシピ発信のモットーにしているんだとか。
そのモットーの通り、maki(まき)さんのレシピは時短で作れる簡単やみつきおかずや、少ない材料で作れる本格スイーツなど、忙しくても作れる工夫やアイデアがたっぷり詰まったものばかり。どれも手軽に作れることから、maki(まき)さんのSNSには「子どもと一緒に料理しました!」という声が届くほどです。
maki(まき)さんの書籍『makiの胃袋泥棒レシピ』(宝島社)には、主材料を3つ以下にしぼった時短・簡単おかずやスイーツ、一品で完結するどんぶりものや麺料理など、どれもが今すぐ作れそうな実用的なレシピが満載! もちろん味にもこだわり、やみつき系のレシピがずらり。特に忙しい人にとっては、1冊あると重宝すること間違いなしです。
そのほかにも、maki(まき)さんのレシピが気になった方は、ぜひレシピルームやInstagramをチェックしてみてくださいね!
maki(まき)さん
レシピルーム https://oceans-nadia.com/user/384216
Instagram https://www.instagram.com/maki.recipe