野菜の高騰が続く中、価格変動の少ないじゃがいもは心強い存在ですよね。
カレーやシチュー、煮物などに大活躍のじゃがいもですが、たまにはちょっぴりお洒落な「じゃがいもガレット」を作ってみませんか?
じゃがいものガレットとは、細切りにしたじゃがいもを薄く焼いたもので、シンプルながら、外はカリッと中はほっくりもちもちで、一度食べたらハマる魅惑の味なのです!
子どもが喜ぶ定番のじゃがいもガレットから、おつまみにもなるガレットをご紹介します。
基本のじゃがいもガレット
まずは、じゃがいもとチーズのシンプルなガレットをご紹介します。基本を押さえれば、アレンジ自在なので、色々な組み合わせを楽しんでみてくださいね。
【材料】(2人分)※直径20㎝のフライパンを使用
・じゃがいも…2個(約250ℊ)
・ピザ用チーズ…50g
・塩コショウ…少々
・片栗粉…小さじ2
・オリーブオイル…大さじ1
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいてなるべく細い千切りにします。スライサーを使用してもOKです。【ここがポイント!】じゃがいもを切ったあと、水にさらすのはNGです! じゃがいものでんぷん質は加熱されることによって粘性がでて、生地がまとまりやすくなります。水にさらしてでんぷん質を流してしまうと、生地がまとまらないので気を付けてくださいね。
2.ピザ用チーズ、塩コショウ、片栗粉を加えてさっくりと混ぜ合わせます。じゃがいもの種類にもよりますが、片栗粉を少量加えると生地がまとまりやすくなります。初めて作る方は片栗粉を加えたほうが失敗しなくて済むと思います。
3.フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、2を入れます。厚さが均等になるように整え、木べらなどで押さえつけるようにして3分ほど焼きます。【ここがポイント!】蓋をして蒸し焼きにするのはNGです。仕上がりがべっとりとしてしまうので、蓋をしないでこんがりと焼くようにしましょう。カリッと香ばしく仕上げるのがこの料理の魅力のひとつです。
4.ガレットのふちがこんがりとしてきたら、上下を返します。フライ返しで返すのが難しい場合は、一旦皿に取り出して、ひっくり返すとやりやすいと思います。木べらで押さえつけるようにしてさらに3分ほど焼きます。両面がこんがりと焼けたら、食べやすい大きさに切り分けて器に盛り付けます。
外はカリッと中はほっくりもちもちのガレットの完成です! お好みで子ども用にはトマトケチャップを添えて、大人用にはブラックペッパーをふっても◎。
おやつにもおつまみにもなる嬉しい一品です。
くわしいレシピはこちら
●『じゃがいもガレット』
アレンジレシピ①『大葉とシラスの和風ガレット』
基本のじゃがいもガレットの生地で、大葉とシラスをサンドした和風のガレットです。
このように、じゃがいもガレットの生地を半量フライパンに敷き詰め、その上に大葉とシラスをのせて焼きます。
まわりがこんがりと焼けてきたら、残りのガレット生地をのせて焼きます。大葉の爽やかな香りとシラスの程よい塩気が食欲をそそります。
くわしいレシピはこちら
●『大葉とシラスの和風ガレット』
アレンジレシピ②『アンチョビと青ネギのおつまみガレット』
アンチョビと青ネギをサンドしたおつまみガレットです。
こちらも基本のガレット生地を半量フライパンに敷き詰めた上に、刻んだアンチョビと青ネギを散らし、残りのガレット生地をのせて焼きました。
アンチョビの風味が大人の味わいで、ワインやビールに良く合うおつまみガレットです。
つまみやすいように、格子状に切ってみました。大勢でワイワイつまめるガレットは、おもてなしの時にも重宝します。
アレンジレシピ③『お弁当にも!ベーコンチーズのひとくちガレット』
基本のガレット生地にベーコンを加えたものを、ひとくちサイズに焼きました。写真のように大きめのフライパンで小さいサイズを一度にたくさん焼くこともできます。
ひとくちサイズに焼くと、小さな子どもでも手づかみで食べやすくなります。ベーコンとチーズはテッパンの組み合わせなので、子どもウケもばっちりです。お弁当に入れても◎
いかがでしたか?
定番野菜のじゃがいもをちょっぴりお洒落に楽しむレシピをご紹介しました。じゃがいもガレットは子どもも大人も美味しく食べられる料理だと思います。じゃがいもはどんな食材とも相性が良いのでアレンジも色々と楽しんでみてくださいね。