簡単にできるスープです。あと1品足りないときや、さっとできる汁物が欲しいときにおすすめです。 キクラゲは肺を潤して咳を止め、トマトには体を潤す効果があると言われています。埃っぽく乾燥している春の季節にもおすすめです。春から夏にかけては、生のキクラゲも出回るので、その時に作るのもいいですね。
キクラゲはふっくらしっかりと戻すと美味しいです。たっぷりの水につけて一晩置くと良いでしょう。時間がない時でも最低でも30分はつけることをおすすめします。 香菜が苦手な方は、小ネギやみつばの小口切りなどを散らしても。 酢、ラー油の量はお好みで。豆板醤でも美味しいです。
キクラゲは水につけて戻しておく。
トマトはひと口大に切り、キクラゲはせん切りにする。香菜はざく切りにし、卵は溶きほぐす。
鍋にA 水600ml、中華スープの素大さじ1、しょうゆ小さじ1を入れて煮立て、トマト、キクラゲを加える。味をみて薄ければ、塩少々で調える。
B 水大さじ2、片栗粉大さじ1をよく混ぜて加え、弱火で1分ほど煮てとろみをつける。
溶き卵を糸状に流し入れ、フワッと固まったら、香菜を加えて火を止める。 仕上げに酢、黒こしょう、ラー油を加える。
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MIHO
料理家・国際中医薬膳師
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 東京都生まれ、現在は福岡県に在住 料理研究家のアシスタントを経てフリーランスの料理家へ 料理教室の運営や企業の商品開発、料理誌での撮影、執筆など ------------------------------------------------- 「À TABLE 365」主催 家庭での料理作りや夫婦のコミュニケーションに関する悩みを解決するためのオンラインプログラムです。食卓を通してより良い夫婦関係を構築し、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。 ラジオでは「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。 「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。 また、薬膳の知識を取り入れ、自分を含め、多くの女性がより心地よく暮らしていけるようになることを考えています。