週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。いつも同じ調理法だと飽きてしまう作り置きおかずも、調理のバリエーションが増えれば、毎日の食卓の楽しみが増えますよね。この連載では「簡単、美味しい、何度も作りたくなる!」をテーマに、おすすめの作り置きおかずをご紹介します。
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まさに夏本番! 台所に立つのが億劫な季節になりましたね。家にいることが多くなり、自炊の機会も増えている昨今。さらにお子さんが夏休み期間に突入し、ますます毎日の食事作りが大変だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
栄養はしっかり摂りたいけれど、食事作りはラクをしたい……そんな方には「冷凍の作り置きおかず」がおすすめです。
時間のある日や朝の涼しいうちに、まとめて料理をしておいて冷凍保存。あとは温めて麺やご飯にのせるだけで、あっという間にボリュームたっぷりの一品が完成! そんな簡単で便利な作り置きおかずを3品ご紹介します。
冷たいうどんにも!「ベーコンとしめじのクリーム煮」
パスタソースの大定番のひとつ、「ベーコンとしめじのクリーム煮」です。実はパスタだけではなく、うどんにも相性が抜群なんですよ。冷凍のうどんと冷凍のクリーム煮を電子レンジで温めて絡めるだけの一品は、手軽に済ませたい夏のランチにもぴったりです。冷やしたうどんとあわせて食べても美味しいですよ。
【材料(2人分)】
ベーコン 3枚(ロングタイプ)
玉ねぎ 1/2個(約100g)
しめじ 1袋(約170g)
サラダ油 大さじ1
薄力粉 大さじ3
A牛乳 300ml
Aみりん・酒 各大さじ1
A粉チーズ 大さじ1
塩・こしょう 各少量
【作り方(調理時間10分)】
1. 玉ねぎは薄切り、ベーコンは細切り、しめじは石づきを取り小房に分ける。
2. フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。さらにベーコンとしめじを加えてしめじがしんなりするまで炒める。
3. 火を止めて薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。Aを加えて再び火にかけ、ヘラで混ぜながらとろみを付け、最後に塩こしょうで味を調える。
【コツ・ポイント】
・玉ねぎはしんなりするまで炒めると甘みが増します。
・牛乳を沸騰させるのはNG。3の工程では、沸騰させない火加減でとろみを付けてください。
・具材をじっくり炒めることで素材のうま味が出るため、少ない調味料でも美味しく感じることができます。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れて冷蔵保存で2日
・保存容器またはジッパー付きの袋に入れ、冷凍保存で3週間
・冷凍した場合は、冷蔵庫に移して自然解凍してから使用してください
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ベーコンとしめじのクリームソース【冷凍・作り置き】
煮込み時間10分なのにコクうま!「バターチキンカレー」
夏になると無性にカレーが食べたくなること、ありませんか? 冷凍庫に保存しておくだけで、サッと温めて食べられるバターチキンカレーのレシピをご紹介します。
煮込み時間はフライパンでたったの10分ですが、しっかりとコクが感じられるのもポイントのひとつ。トマト缶とヨーグルトを使って作るカレーは、ほんのりとした酸味が食欲をそそること間違いなしのレシピです。
【主な材料】
・鶏もも肉
・玉ねぎ
・トマト缶
・ヨーグルト(無糖)
・バター
・カレー粉
詳しいレシピはこちら(動画あり)
コク旨♪バターチキンカレー【冷凍・作り置き】
冷やして絶品!「なすとひき肉のスタミナあん」
麺にもご飯にも合う、なすと豚ひき肉のあんかけです。あんかけといえば温かい食べ物のイメージがありますが、このあんかけは冷やしても美味しいですよ。冷たい麺の上にたっぷりとのせて食べたいですね。のど越しがとってもいいので、暑い時期でも食べやすい一品です。
こちらも冷凍保存OKです。ジッパー付きの保存袋に入れておけば、3週間保存することができますよ。
【主な材料】
・なす
・豚ひき肉
・長ねぎ
・しょうが
・にんにく
詳しいレシピはこちら
なすとひき肉のスタミナあん【作り置き】
日々の食事の準備はとても大変。そんなときは、冷凍の作り置きおかずでほんの少しラクしませんか? 夏でも食べやすい麺類や、食欲をそそる栄養たっぷりの作り置きおかずを上手に活用して、暑い毎日を乗りきりましょうね。