週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。いつも同じ調理法だと飽きてしまう作り置きおかずも、調理のバリエーションが増えれば、毎日の食卓の楽しみが増えますよね。この連載では「簡単、美味しい、何度も作りたくなる!」をテーマに、おすすめの作り置きおかずをご紹介します。
●過去の作り置き連載はこちら
今回で作り置き連載は最終回。最後は「人気の簡単おかず ベスト5」と題して、数ある作り置きおかずの中から特におすすめの作り置きおかずをご紹介します。
中でも、ユーザーのみなさんのお気に入り登録や支持が多いレシピをピックアップ。今回は拡大版の5選です! とっても便利で美味しくて、人気なのも納得のレシピばかりです♪
家庭料理の大定番!「ひじきとさつま揚げのうま煮」
やっぱり家庭料理の定番は外せません♪ ストック食材である乾物を使った煮物は、思い立ったときに作れるので便利ですよね。食材をしっかりと炒めてから調理することで、少ない調味料でも、しっかりとした味を楽しめますよ。
【材料(4人分)】
乾燥ひじき 10g
さつま揚げ 2枚
にんじん 1/4本(約70g)
ごま油 大さじ1
A水 200ml
A酒・みりん・醤油 各大さじ1
Aだしの素・砂糖 各小さじ1
【作り方(調理時間20分)】
1. 乾燥ひじきはたっぷりの水に10分浸し、ざるに上げて水気を切る。にんじんとさつま揚げは細切りにする。Aを混ぜ合わせる。
2.フライパンにごま油を引き、中火で熱し、さつま揚げを入れて焼き色が付くまで炒める。
3.戻したひじきとにんじんを加え、にんじんがしんなりするまで2分ほど炒める。Aを加え沸騰したら、蓋をして中火で10分煮る。
4. 蓋を取って強火にし、煮汁がほぼなくなるまで炒めながら煮詰める。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で3日
・ジッパー付きの袋に入れて冷凍保存で3週間
・温め直すときは、耐熱容器に入れてラップをふんわりかけ、電子レンジで加熱する
・冷凍した場合、冷蔵庫に移して自然解凍してから、電子レンジで加熱する
【コツ・ポイント】
・最初に食材をしっかり炒めると、素材の甘みやうま味が引き出されます。
・煮汁がほぼなくなるまで煮詰めることで、しっかり味がしみ込みます。
・できたてよりも、ひと晩置くとより味が染み込んで美味しいですよ。
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ひじきとさつま揚げのうま煮【冷凍作り置き】
食べ方自在♪「たっぷりきのこの粒マスタードソテー」
価格が安定していていつでも手に入りやすく、その上ヘルシーなきのこを使った作り置きおかずです。数種類のきのこを合わせているのでうま味も倍増! 粒マスタードとにんにくで、食欲もアップします。ご飯のおかずにはもちろん、トーストにのせても美味しいんですよ。
【主な材料】
・まいたけ
・えのき
・エリンギ
詳しいレシピはこちら
たっぷりきのこの粒マスタードソテー【作り置き】
お弁当にもぴったり!「基本のキャロット・ラペ」
にんじんだけで作れる基本のキャロットラペは、彩りがきれいなのでお弁当のおかずにもぴったりですよね。電子レンジ調理なのでとっても簡単なんです。お酢を使っているので保存期間が長いのもうれしいポイントですよ。米酢とはちみつでまろやかなお味に仕上げています。
【主な材料】
・にんじん
詳しいレシピはこちら
基本のキャロット・ラぺ
冷凍保存もOK!「かぼちゃのそぼろあん」
ホクホクのかぼちゃにあんが絡んで絶品! あんかけなのでかぼちゃがパサつかないため、作り置きにもぴったりなんです。かぼちゃをやわらかくするときは、電子レンジで時短です♪ 冷凍保存も可能なので、たくさんストックしておくと重宝しますよ。
【主な材料】
・かぼちゃ
・豚ひき肉
詳しいレシピはこちら
かぼちゃのそぼろあん【冷凍作り置き】
Nadiaでも大人気!「鶏もも肉のチャーシュー」
保存もきくしっとり鶏チャーシューのレシピです。簡単に作れるのに、手の込んだ料理に見えるのがうれしいですよね。コスパも見映えも抜群! 華やかな食卓の席でも使えますよ。うま味たっぷりのたれが余ったら、炊き込みご飯やチャーハン、味玉などに活用して♪
【主な材料】
・鶏もも肉
・しょうが
・にんにく
詳しいレシピはこちら
鶏もも肉のチャーシュー【作りおき】
「鈴木さん家のラクちん作り置き」も今回が最終回。2018年5月にスタートした、前身である「作り置き連載」と合わせると約4年! 今まで支えてくれたみなさんのおかげで、こんなに長く連載を続けることができました。私自身も、たくさんの方々の応援のおかげで成長することができました! 本当にありがとうございました。
今までたくさんの作り置きおかずをご紹介してきましたが、なにか気になる作り置きおかずはありましたか? 毎日の食事作りを少しでもラクにするお手伝いができていたらうれしいです。
最後に。作り置きおかずは自分の生活スタイルに合わせて、楽しんで作ることが一番大切! 心と時間にゆとりが持てるように、これからも作り置きおかずを活用してみてくださいね。