週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。そのまま食べても美味しいですが、アレンジして活用すれば2日目以降も飽きずにいただけます。そんな便利な作り置きおかずをご紹介していくこの連載。
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今回のテーマは「白菜」。肌寒くなり、温かい食べ物が恋しい季節になりましたね。11月から2月にかけて旬を迎える白菜は、まさに冬の食卓の大定番です。ボリュームたっぷりでお財布にも優しい葉物野菜ですよね。
和洋中、さまざまな味付けが楽しめる白菜ですが、今回ご紹介するのは「洋風のクリーム煮」です。あっさりとした味の白菜は、チーズやクリームとの相性も抜群! アレンジも自在な作り置きおかずです。
フライパンで簡単!「白菜ときのこのチーズクリーム煮」
生クリームや白ワインなどは不要! フライパンひとつで簡単に作れる「白菜ときのこのチーズクリーム煮」のレシピです。材料も手順もシンプルなので、「作りたい!」と思った時に、手軽に作ることができますよ。
【材料・作りやすい分量】
白菜 4枚(約450g)
ベーコン 4枚(ロングタイプ)
しめじ 1パック(約160g)
バター 10g
薄力粉 大さじ2
牛乳 500ml
ピザ用チーズ 50g
コンソメ顆粒 小さじ1/2
塩・こしょう 各少量
【作り方(調理時間10分)】
1.白菜はざく切り、しめじは石づきを取り小房に分け、ベーコンは1cm幅に切る。
2.鍋にバターを入れ強火で熱する。ベーコン、しめじ、白菜の芯を入れ、白菜の芯がしんなりするまで炒める。
3.火を止めてから薄力粉を振り入れて、粉っぽさがなくなるまで炒める。牛乳とコンソメ、白菜の葉、ピザ用チーズを加え火にかけ、ヘラで混ぜながらとろみをつけ、塩こしょうで味を調える。
【コツ・ポイント】
・白菜は、しんなりするまでじっくり炒めると甘みが増すので、気長に炒めてください。
・牛乳を加えた後は、グツグツと沸騰させないように、火加減に気をつけてとろみをつけてください。
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で3日
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●白菜ときのこのチーズクリーム煮
「白菜ときのこのチーズクリーム煮」のアレンジレシピ2選
続いては、「白菜ときのこのチーズクリーム煮」を使ったアレンジレシピを2品ご紹介します。ひと手間加えるだけで、どちらもおしゃれな一皿になりますよ。
アレンジに見えないかわいさ!「マグカップでパイシチュー」
市販の冷凍パイシートを使った、見た目もかわいらしく美味しいパイシチューです。「白菜ときのこのチーズクリーム煮」を耐熱性のマグカップに入れて、冷凍パイシートをのせてオーブンで焼くだけ! 簡単に作れるのにアレンジ料理に見えないため、おもてなしやパーティーの華やかな食卓にもぴったりですよ。
【主な材料】
・白菜ときのこのチーズクリーム煮
・パイシート
・卵
詳しいレシピはこちら
●マグカップでパイシチュー【アレンジ】
朝食にも!「白菜ときのこのチーズクリーム煮のパングラタン」
「白菜ときのこのチーズクリーム煮」を使ったパングラタンです。食パンを切って耐熱皿に入れ、クリーム煮ととろけるチーズをのせてトースターで焼くだけ! とっても簡単なので、朝食にもおすすめです。使うのは耐熱皿ひとつだけなので、洗い物が少なくて済むのもうれしいポイント。
【主な材料】
・白菜ときのこのチーズクリーム煮
・食パン
・とろけるチーズ
詳しいレシピはこちら
●白菜ときのこのチーズクリーム煮のパングラタン【アレンジ】
いかがでしたか? 作り置きができるクリーム煮は白菜の消費にもおすすめです。アレンジが効くので、たっぷり作っても最後まで飽きることなく使い切れますよ。食事の支度の時短にもなるのでうれしいですね。
和風のお鍋も良いけれど、今晩は心も身体も温まる洋風のクリーム煮で、白菜を楽しみませんか?