ポルトガル旅行のローカルフードで感動したのは、ジャガイモと魚介類の組み合わせ。ほっくりとした奥深い味わいのジャガイモに、地中海の魚介の旨みが染み込んだお料理。決め手になるのはパプリカの風味で、シンプルな調味料だけできちんと味が決まります。
揚げ焼きにしたジャガイモはカリッと感が失われないよう、他の具材を炒めて火を止めた後に投入し、さっくり混ぜるだけにするのがポイント。そうすることで揚げたジャガイモの香ばしさが際立ちます。 ◉おしゃ飯ポイント◉トマトは断面のほうを見せたり、皮のほうを見せたり、まちまちに盛り付けるとのっぺりと見えません。貝の模様が美しいものがあれば、見えるように盛り付けると○
ジャガイモは2cm角、トマトと椎茸は3cm角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
豚バラ肉を4cm幅に切り、A すりおろしにんにく1かけ分、パプリカパウダー大さじ1、塩胡椒適量をまぶして15分置く。
フライパンに多めの油(分量外)を入れ、ジャガイモがきつね色になるまで、中火で5分ほど揚げ焼きにする。
別のフライパンに油(分量外・適量)をひき、玉ねぎを入れてじっくりあめ色になるまで炒める。豚バラ肉・椎茸を入れ、豚バラ肉の色が変わったらアサリを加える。蓋をしてアサリが開いたらトマトを入れ、さっと炒めてから塩胡椒で味を整える。
火を止めた後に【2】のジャガイモを入れてサッと混ぜ合わせ、お好みでレモンやイタリアンパセリを添えて盛り付ける。
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キッチン島在住 Kurumi
「おしゃウマ飯」研究家
ある日キッチンという新大陸を発見。 見た目の美しさと美味しさは両立できると信じて 本当に美味しい「おしゃウマ飯」を研究中。 「おいしい料理は茶色」 「映えグルメは味がイマイチ」 と言われたりするけど、味も見た目もこだわりたい。 美しい見た目を追い求めつつ「映えのために味を犠牲にしない」がモットー。 記念日やパーティーなど ちょっと特別な日に あ、これにしよう、と安心して作れるレシピを考案しています。 ★レシピ内にお洒落に見せるコツも入れています