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  • 公開日2019/04/04
  • 更新日2019/04/04

お弁当にもおすすめ!冷凍作り置きに便利な「製氷皿活用術」

新年度が始まって慌ただしくなると、毎日のお弁当作りや仕事から帰ってすぐの夕食作りなどに作り置きのおかずがあると便利ですよね。皆さんいろいろな方法で作り置きしていると思いますが、今回は「製氷皿」を活用した冷凍の作り置きおかずを4種類ほどご紹介します。製氷皿の1ブロックの大きさは、お弁当のおかずにぴったり。少量から作れるので、普段の食事作りで食材が余ったらついでに作っておくと便利ですよ。

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お弁当にもおすすめ!冷凍作り置きに便利な「製氷皿活用術」

 

氷だけじゃもったいない!作り置きおかずの冷凍保存に「製氷皿」を活用しよう

最近は、蓋付きでいろいろな形のものが安価で買える製氷皿。四角い氷ができる一般的なものは、お弁当にちょうどいい小さなサイズのおかずを作るのに重宝するんです。

例えば、シュウマイやハンバーグのようなひき肉料理なら、こねる時はビニール袋を使い、成形する時に製氷皿に絞り出せば、手を汚すことなく簡単にきれいな形を作れますよ。しかも、1個ずつ使う分だけ取り分けられるのもうれしいところ。

もちろん製氷皿ごと冷凍庫で保存可能です。ただし、衛生面で気を付けるべきポイントがありますのでご紹介しておきますね。

 

安全に美味しくいただくために。「加熱」に気を付けて!

肉・魚・卵類で作り置きおかずを作る場合には、生のままで冷凍して解凍しながら加熱調理をすると中まで火が通らない心配があります。

そこで、「冷凍前の加熱調理」と「食べる時の解凍・温め」という2段階の加熱をおすすめします。

まず、製氷皿の「耐熱温度」を確認してください。本体の耐熱温度が140度前後なら、アルミホイルなどを敷いたフライパンや電子レンジでの蒸し調理に利用しても大丈夫だと思います。

冷凍前の加熱調理で、フライパンに製氷皿を入れて蒸す場合は、フライパンの底の温度の高い部分が製氷皿に直接当たらないよう、シワを作ったアルミホイルやお皿を敷きましょう。

電子レンジで加熱調理する場合は、熱くなりすぎるのを避けるため、500Wで3分ずつ加熱して様子を見るなどの工夫が必要です。

次に、解凍と再加熱の場合は、必要な分を取り出して皿に入れ、ふんわりとラップをかけて500Wの電子レンジで加熱します。

加熱時間の目安は、1個の場合は2分30秒くらいから。3個の場合でも3分ほどあれば、中までしっかり加熱されます。

 

メインからソースまで。製氷皿を使った冷凍作り置きおかずレシピ4選

 

製氷皿に詰めるだけできれいな形に!冷凍ねぎシュウマイ

ビニール袋で肉だねを作るので洗い物が少なくてすみます。今回は一般的なものより少し大きめの製氷皿を使ったため、肉だねがはみ出ないよう、2枚のシュウマイの皮をずらして重ねて使いました。シュウマイの皮を製氷皿に敷いたら、そこにビニール袋から肉だねを絞り出すだけで形がそろったシュウマイが簡単に作れますよ。豆腐を加えているのでふんわり仕上がり、手作りならではの味わいに!

【主な材料】
豚ひき肉
絹ごし豆腐
万能ねぎ
オイスターソース
シュウマイの皮(ワンタンの皮でも可)

●詳しいレシピはこちら
『製氷皿を使った【作り置き】冷凍ねぎシュウマイ』

 

ベーコンで包んで肉のうま味たっぷり!冷凍ミニハンバーグ

こちらもねったりこねたりせず、手を汚さないで作れるレシピです。ボウルに材料を入れてスプーンで混ぜ合わせたら、そのまますくってベーコンを敷いた製氷皿にのせるだけ。あとはベーコンでくるりと巻いて形を作ります。フライパンで蒸し焼きにするため肉汁が出にくく、さらに生パン粉が肉汁を吸ってくれるので、小さくても肉のうま味をしっかり感じられる絶品ハンバーグです。

【主な材料】
合いびき肉
生パン粉

ナツメグ
ハーフベーコン

●詳しいレシピはこちら
『製氷皿を使った【ミニハンバーグ】』

 

具がたっぷりで彩りも◎!お好み焼き風卵焼き

製氷皿にお好み焼きの具材を入れたら、白だしを加えた卵を流し込み、フライパンで蒸し焼きにする卵焼きです。具がたくさん入ることで栄養価もアップ。キャベツやねぎなど生野菜が含まれていますが、小麦粉を少し加えているので水っぽくなりません。お弁当の彩りがぱっと華やかになるので、ぜひ作ってみてくださいね。

【主な材料】

白だし
キャベツ
ちくわ
ねぎ
紅生姜
天かす
小麦粉

●詳しいレシピはこちら
『お好み焼き風たまご焼き』

 

アレンジ自在!あると助かる冷凍トマトソースの素

トマトの水煮とみじん切りの玉ねぎを冷凍した超簡単トマトソースの素です。解凍しながらほかの野菜類と一緒に電子レンジで加熱するだけで、お弁当にぴったりな少量のトマト煮ができちゃいます。解凍時にお好みの調味料を入れて味付けできますが、冷凍する際にトマトケチャップやコンソメも加えておくとより深みのある味わいになりますよ。

【主な材料】
トマト水煮缶(カットトマト)
玉ねぎ
コンソメ
トマトケチャップ

●詳しいレシピはこちら
『製氷皿を活用した【トマトソースの素】』

●活用レシピはこちら
『じゃがいものトマト煮』



製氷皿はいろいろな大きさがありますので、弁当箱の大きさに合わせるなど、使いやすいサイズのものを選んでくださいね。今回ご紹介したレシピでは、1ブロックに50ml入る少し大きめのものを使用しています。

市販の冷凍食品とは異なり、自家製の冷凍作り置きおかずは2週間以内に食べ切るのがおすすめです。毎日のお弁当に、忙しい日の晩ご飯にと、たくさんのシーンで活躍してくれる製氷皿を使った冷凍作り置きおかず。何かと忙しいこれからの時期に、ぜひ一度お試しください。



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