大きな白菜をまるごと買っても、飽きることなく最後まで楽しめる献立を考えてみました。 同じメニューが続かなければ、こんなにも白菜って万能で助かる野菜なんです。 メインのおかずから、スープ、作り置きの副菜まで。 献立を組み立てる悩みから、開放されますように!!何かのヒントになれば嬉しいです。
1日目
▶︎特徴 白菜をまるごと買ってきたら、外側の葉から先に使っていきます。 外側の葉は、少しかたいので、鍋料理などの煮込み料理に使うのがおすすめです。 味付けは、男性や子供も喜ぶ、パンチのある にんにく×味噌なので、副菜はさっぱりした酢の物を合わせると良いでしょう。 ▶︎ラクに作れる順番 鍋を作っている間に、酢の物を作ります。 ▶︎日持ち 鍋は翌日まで。温め直して食べきってください。 酢の物は、3〜4日冷蔵保存可能。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 使い終わったあとの白菜は、新聞紙に包んで、冬の間なら涼しいところに立てておいていても構いません。冷蔵庫に入るようであれば、冷蔵庫に入れてください。
2日目
▶︎特徴 鍋の素を使わずに、カレールーで簡単に作ります。カレー風味で食欲UP!万人受けすること間違いなし♪ カレー鍋には、ポン酢マリネのおかずを合わせると、あっさりしていて食べやすいです。 ▶︎ラクに作る順番 カレー鍋を作り始める頃に、隣のコンロで玉ねぎをソテー。煮込み料理と、じっくり炒める料理は、同時進行でも大丈夫ですよ。 ▶︎日持ち カレー鍋は、翌日まで。温め直して食べきってください。 ポン酢マリネは、冷蔵保存で2〜3日。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 外側から葉を外して使った白菜の芯の部分は、小さくなるよう綺麗に包丁で削ぐと良いでしょう。
3日目
▶︎特徴 野菜をたっぷり食べられる麻婆春雨には、タンパク質が少し気になるので 肉が入ったスープの組み合わせがおすすめ。 中華×和食の味付けですが、肉吸いはあっさりしているので、意外にぴったりです。 ▶︎ラクに作れる順番 春雨を戻すお湯はたっぷり沸かし、半分をスープに使うと良いでしょう。 麻婆春雨の野菜類と、スープに使う材料は、一気にきざんで時短にします。 ▶︎日持ち 麻婆春雨もスープも、冷蔵庫で2日ほど日持ちします。 温め直して食べてください。
4日目
▶︎特徴 甘辛味の煮汁で、白菜や牛肉を煮込んだごはんの進むおかず。色合いも考えて、青い野菜のおかずがぴったり。 鍋で煮込んでいる間に、レンジ調理で1品作れば楽ちんです。 ▶︎ラクに作れる順番 煮汁を合わせて白菜や牛肉を煮込んでいる間に、レンジで豆苗を加熱するとスムーズに作れますよ。 ▶︎日持ち すき煮も、胡麻マヨ和えも、冷蔵庫で1〜2日保存可能。 ただ、時間が経つと水っぽくなるので、なるべく早めにお召し上がりください。
5日目
▶︎特徴 餃子っぽい味付けのそぼろで、ごはんがたっぷり食べられる献立には、ボリュームもあるお味噌汁がおすすめです。大根おろしを加えた優しい味わいのみぞれ汁、ぜひお試しください。 ▶︎ラクに作れる順番 材料は、最初に全てきって、炒めながら、隣のコンロでみぞれ汁を作ると良いでしょう。 ▶︎日持ち そぼろも味噌汁も、冷蔵庫で1〜2日保存可能。 温め直してお召し上がりください。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 外葉から順番に使っていきた白菜は、芯の余分な部分をそぎきりにして、コンパクトにします。新聞紙やラップに包んで、涼しいところ、もしくは冷蔵庫で保存してください。
6日目
▶︎特徴 白菜と鶏肉をフライパンで炒めて作るおかずには、根菜類たっぷりな豚汁がぴったり。 葉物も根菜も、鶏肉も豚肉もたっぷり食べられて大満足なメニューです。 ▶︎ラクに作れる順番 豚汁を加熱している間に、フライパンで鶏肉と白菜のさっぱり煮を作るとスムーズです。 ▶︎日持ち 両方ともに、冷蔵庫で2日ほど。 なるべく早めにお召し上がりください。 豚汁を温め直す時は、食べる分量だけをお椀に入れて、レンジで温めてください。(鍋ごと温めると、さつまいもに火が通り過ぎて崩れるため)
7日目
▶︎特徴 えびカツは手がかかるレシピなので、さっと和えるだけの白菜レシピや、お湯を注ぐだけのような簡単スープがおすすめです。 ▶︎ラクに作れる順番 うどんスープは材料だけを準備しておき、お湯を注ぐだけの状態で。和え物は最初のうちに和えておくと味がしみます。 えびカツを揚げたら、熱々が食べられるように、その他のものを先に準備しておくと良いですよ。 ▶︎日持ち 和え物やえびカツは、冷蔵庫で、2〜3日保存可能。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 白菜の和え物や浅漬けは、内側のやわらかい葉で作るのがおすすめです。
小春(ぽかぽかびより)
料理ブロガー・フードコーディネーター・料理研究家
料理ブロガー・フードコーディネーター。 大学生の子どもたち4人家族。 2005年から書き続けている料理ブログ 【ぽかぽかびより】はほぼ毎日更新。 ▶︎野菜多め、副菜レシピが得意 ▶︎レシピ付き弁当記録が大人気 ▶︎素材の色・食材の持ち味をいかした、関西らしい味付け 企業・食品メーカーへのレシピ開発 雑誌・リーフレットへのレシピ提供 産地取材・料理教室など幅広く活動中。