サクサクの衣にやわらかな鶏肉が美味しい!チキンカツ
ヘルシーであっさりとした美味しさが魅力の鶏むね肉。ゆで鶏や唐揚げなど、鶏むね肉を楽しむメニューはたくさんありますが、なかでもサクサクの衣をまとったチキンカツは絶品! 我が家では毎週のように食卓に上がるくらい人気おかずのひとつです。
チキンカツは鶏もも肉だと重く仕上がるので、あっさりしたむね肉のほうが断然おすすめ! お安く手に入りやすいのもうれしいですよね。
今回ご紹介するのは、しっとりやわらかなチキンカツの作り方。むね肉のパサつきが苦手という方にもぜひ試していただきたいレシピです。さらに、旬の夏野菜をメインにしたチキンカツにぴったりな献立もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひと手間でやわらかさアップ!基本のチキンカツの作り方
【材料(2人分)】
鶏むね肉 1枚(約220g)
A 酒、水 各大さじ1/2
A 酢 小さじ2/3
A 砂糖 小さじ1/4
A 塩、サラダ油 各小さじ1/2
A こしょう 少々
薄力粉 適量
溶き卵 1/2個分
パン粉(乾燥) 適量
【作り方】
1.鶏むね肉は皮を取り除き、表裏をフォークでまんべんなく刺したら、2cm幅のそぎ切りにします。
【ポイント】
フォークで穴を開けるのは、下味を染み込みやすくするためです。また、鶏肉の繊維を断ちながら大きめの面を残せるよう薄く斜めに切ることで、肉のやわらかさが増して味も入りやすくなります。
2cmという厚みもポイント! 薄すぎると火が早く通ってかたくなってしまうため、少し厚めのカットがおすすめです。
2.ポリ袋に鶏肉とAを入れてよくもみ込み、5分ほどおきます。
【ポイント】
水分(酒・水)をもみ込むことで鶏肉が吸ってしっとりやわらかくなります。酒は肉の臭み消しにもなりますが、入れすぎると酒の風味が強く残ってしまうため、水と合わせるのも美味しさのポイントです。
3.袋から鶏肉を取り出し、薄力粉をまぶします。
【ポイント】
薄力粉は鶏肉に含めた水分を閉じ込めるコーティングの役割もあるので、まんべんなくまぶすようにします。
4.溶き卵にくぐらせてパン粉をつけます。
5.170〜180℃に予熱した油に入れ、ときどき返しながら1分30秒ほど揚げればできあがりです。
【ポイント】
チキンカツを揚げるときのポイントは、油に入れたときにすぐ箸などで触らない、適切な温度、そして揚げ上がりのタイミングです。
油に入れてすぐはまだ衣がやわらかく、箸で触ると剥がれてしまうことがあります。チキンカツを油に入れ、10〜15秒ほどしてから面を返し、まんべんなく揚げ色をつけていきます。また、長く揚げすぎると肉の繊維が締まりかたくなってしまうので、1分30秒を目安に、パン粉に美味しそうな揚げ色がついたらすぐ取り出し、しっかりと油を切るようにしてください。
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いかがでしたか? ちょっとしたひと手間で、しっとりやわらかなチキンカツに仕上がります! 揚げたてサクサクの美味しさを、旬の野菜を使った献立と一緒にぜひご家庭で楽しんでみてくださいね。
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