ナポリのファミリーのマンマが残ったビスケットを使って作るお菓子です。 ビスケットは多少湿ってても、2種が混ざっても大丈夫。 皮付きアーモンドの方が風味があります。 プロセッサーを使うと簡単ですが、無ければ、ビスケットは丈夫なビニール袋に入れて、麺棒などでくだき.チョコレートとアーモンドは包丁で刻んでください。 焼き上がりすぐでなく,冷めてから召し上がれ。 アイスクリームを添えても美味しいですね。2枚目の写真のようにお好みで粉糖を振っても。
バターは、ホイッパーでふんわりなるまでかきたてましよう。 卵白のメレンゲは、少し泡立ててから,砂糖を加えると,しっかりメレンゲが早くできます。ハンドミキサーがラクですが、メレンゲの仕上げは低速にして,きめを整えてください。 (メイン写真撮影:神田えり子)
オーブンは180℃に予熱する。マンケ型ひとつの場合は170℃。 型にはいずれも薄くバター(分量外)を塗る。 卵は黄身と白身を分けておく。
A チョコレート65g、素焼きアーモンド皮付き100g、プレーンビスケット20gの材料をフードプロセッサーで粗めに砕く。
ボウルにバターを入れ、卵白用を除いた多い方のグラニュー糖を加えて白っぽくなるまでホイッパーでかき立てる。卵黄とダークラム酒、レモンの皮のすりおろしを加えてさらにふわっとするまで混ぜる。
1を加えてざっと混ぜる。
別のボウルに卵白をハンドミキサーで軽く泡立て、グラニュー糖の残りを加えてさらに泡立てる。しっかり角が立つメレンゲにする。
3に4を2度に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。2度目は混ぜすぎないように!
型に入れて、約25分焼く。ひとつに焼くときは35分。
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塩田ノア
1955年、東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、銀行に10年間勤務して退行。1993年にイタリアへ渡り、語学と料理を学び、2年半後に帰国。 1995年に料理家として仕事を始める。本格的なイタリア家庭料理と、シンプルでおしゃれな普段のおかずが人気。2004年からパリに暮らす。