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    • 公開日2022/10/26
    • 更新日2022/10/26

    本当に美味しいいかと里いもの煮物|何度も作りたい定番レシピVol.297

    ほっこりとした煮物が恋しくなる季節。今が旬の里いもといかを使った煮物も人気ですよね。今回は、基本の「いかと里いもの煮物」の作り方をご紹介。中まで味の染みた里いもと、やわらかないかの組み合わせでご飯がすすみますよ。いかのさばき方も詳しくご紹介していますので、参考にしてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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    本当に美味しいいかと里いもの煮物|何度も作りたい定番レシピVol.297

     

    こっくりした色が食欲そそる!いかと里いもの煮物

    煮物の定番でもあり、みんなが大好きな「いかと里いもの煮物」。視覚に訴える濃いめの色合い、見た目からも甘辛さを感じるようでなんとも食欲をそそりますよね。

    ほくほく、ねっとりした旬の里いもは今しか味わえない特別な美味しさ。食卓に取り入れて、秋の味覚を満喫してみるのはいかがでしょうか? 今回は、基本のいかと里いもの煮物の作り方をご紹介します。

     

    基本の「いかと里いもの煮物」の作り方

     

    【材料(2人分)】

    するめいか 1杯
    里いも 5~6個(470g)
    A砂糖 大さじ2
    A酒 大さじ2
    Aみりん 大さじ2
    A醤油 大さじ3
    水 200ml

     

    【作り方】

    <下準備>
    里いもはよく洗って土を落とし、ざるにあげてよく乾かしておきます。濡れていると、むく際にすべりやすいので、時間がない場合はキッチンペーパーなどで拭くと安心です。

    1.里いもは上下を切り落としてから皮をむき、大きめのひと口大に大きさをそろえて切ります。

    2.するめいかは足を胴から引き抜きます。軟骨を引き抜き、わた、目を除きます。2本の足の長い先端部分は切り落とし、塩をもみこんで洗い流します。胴の中もきれいに洗っておきます。

    ●詳しい下処理は、いかの刺身の作り方(さばき方)をご覧ください。※工程1~11まで

    3.水気を切ったいかを1cmほどの幅に切ります。エンペラも同じように切ります。足は2本ずつ切り分けます。

    4.鍋にAといかを入れ、中火でさっと煮ます。煮汁が沸騰してするめいかがぷくっとなってきたら、いったん取り出しておきます。

    5.里いもと水を入れて中火で煮ます。沸騰してアクが出たら除きます。

    6.落とし蓋をし、コトコト煮立つくらいの火加減で15分ほど煮ます。(落とし蓋はクッキングシートでも作れます)

    7.落とし蓋をはずし、さらに煮汁を煮詰めていきます。ときどき鍋を傾けて煮汁を行きわたらせながら煮ると、全体になじみます。いものやわらかさや味をみて、煮詰め時間は調整してください。

    8.いかを戻し入れ、さっと煮てなじませたら完成です。

    ●このレシピをお気に入り保存する
    基本のいかと里芋の煮もの。


    上品に煮物を仕上げるには里いものぬめりが邪魔になりますが、今回のようにしっかりめの味付けでこっくりと煮上げるときにはぬめりが味を絡みやすくし、美味しく仕上げてくれます。シンプルですが何度も作りたくなる秋の一品、ぜひ作ってみてくださいね。


    これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら

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    このコラムを書いたArtist

    がまざわ たかこ
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    がまざわ たかこ

    料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。

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