シンプルだけど何度も作りたくなるいかと里芋の煮もの。 余計な食材も調味料も入れないので、相性の良いいかと里芋のおいしさを十分に発揮してくれます。 里いものぬめりを生かして作るので煮汁が絡みやすく、出来立てでもおいしく仕上がります。 いかの風味が里いもに移り、味わい深い美味しさ! 上品な煮ものと違って、無骨な感じの見た目もまた食欲をそそります。
里いもは下茹でせず、直に煮ていくことでぬめりを生かして味を含みやすくしています。 いかは固くなるのを防ぐため、いったん取り出してぐつぐつ煮ないようにするのがおすすめです。
里いもはよく洗って土を落とし、ざるにあげて良く乾かしておきます。 濡れていると、むく際に滑りやすいので、時間がない場合はキッチンペーパーなどで拭くと安心です。
里いもは上下を切り落としてから、皮をむき、大きめの一口大に大きさをそろえて切ります。
するめいかは足を胴から引き抜きます。 軟骨を引き抜き、わた、目を除きます。 2本の足の長い先端部分は切り落とし、塩をもみこんで洗い流します。胴の中もきれいに洗っておきます。 詳しい下処理は いかの刺身の作り方(さばき方) https://oceans-nadia.com/user/22477/article/2969 をご覧ください。※工程1~11まで。
水気を切ったいかを1cmくらいの幅に切ります。エンペラも同じように切ります。 足は2本ずつ切り分けます。
鍋にA 砂糖大さじ2、酒大さじ2、みりん大さじ2、醤油大さじ3の調味料といかを入れ中火でさっと煮ます。 煮汁が沸騰してするめいかがぷくっとなってきたら、いったん取り出しておきます。
里いもと水を入れて中火で煮ます。 沸騰してアクが出たら除きます。
4のいかを戻し入れ、さっと煮てなじませたら完成です。
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2024/06/19 20:46
2022/11/11 14:50
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。