秋に旬を迎えた生鮭ときのこを使った和風ピラフ。鮭は体を温め、血液の流れを改善し、気持ちも穏やかにしてくれる作用があり、秋冬に嬉しい食材です。気を補いバランスを整えるきのことの相乗効果で、秋冬の体と心を元気にしてくれるメニューです。
新米の場合、少し水は少なめで調整をしてください。水の量は、ホーローの蒸気を逃しにくい鍋を使った場合です。フライパンなどを利用するときは、少し多めで調整をしてください。 きのこは合計200gを目安に、お好みのものを利用してください。
米はといでザルにあけ、30分水を切る。
生鮭は小骨を取除き食べやすいサイズにカットし、塩(分量外:小さじ1/4)とこしょうをふり、10分置き、軽くペーパードライをする。
鍋にオリーブオイルを入れて2分温める。米とバターを入れて混ぜバターが溶けたら、玉ねぎを加え、米に透明感が出るまで炒め、いったん火を止める。
鍋にA 水280cc、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、塩小さじ1、こしょう少々を加え混ぜる。底にくっついた米があれば、ヘラを使って放して下さい。上にごぼう、エリンギ、舞茸、パプリカ、鮭をのせ中火にかける。
蓋をしてを中火にかけ蒸気が出てきたら、弱火にして10分加熱。そのあと火を止めて10分蒸らす。仕上げにお好みでイタリアンパセリを添える。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。