意外と簡単!やわらかローストポーク
常に人気の高い肉料理ですが、なかでもかたまりのまま大きく焼いた肉料理は、存在感たっぷりのごちそうですよね。
今回作るのは、豚肉をブロックで焼くローストポーク! 家で作るには、ちょっと難しそうなイメージを持っている方も多いかもしれませんが、かたまりのまま焼いた肉は、ジューシーでとってもやわらか。うま味の濃い豚肉の美味しさを堪能できます。
家でも手軽にローストポークを楽しめるように、今回は手間をかけずに、オーブンにお任せで作りたいと思います。天板に野菜ものせて焼けば、付け合わせもできて一石二鳥! じっくり焼いた野菜も甘くて美味しいですよ。
ローストポークに適している部位
ローストポークには、豚肩ロース肉がおすすめです。赤身に脂肪がほどよく混ざっている肩ロース肉は、ポークの濃厚なうま味を楽しめる部位。赤身と脂身とのバランスがよく、食べごたえもあります。
あっさりとした味わいがお好みの方は、ロースやもも肉でも。ロースはきめが細かく、もも肉は脂肪が少ないのでヘルシーな仕上がりになります。
オーブンにお任せで簡単!基本のローストポークの作り方
【材料(3人分)】
豚肩ロース(ブロック) 500g
にんにく 2片
れんこん 1節
かぶ 1個
玉ねぎ 1個(小さいもの)
じゃがいも 1個
りんご 1/2個(できれば紅玉)
ローズマリー 2枝
粗塩 5g(小さじ1)
こしょう 適量
はちみつ 小さじ2
オリーブオイル 大さじ2
A粒マスタード 大さじ1
Aバルサミコ酢 小さじ1
Aはちみつ 小さじ1
A醤油 小さじ1
【作り方】
【下準備】
・豚肩ロースは、冷蔵庫から出して30分ほどおき、常温にしておきます。
冷たいまま焼くと、中まで火が入らないことがあるので、常温にしておくことは大事なポイントです。
1.豚肩ロースに粗塩とこしょうをしっかりとすり込み、はちみつを塗って、15分くらい置きます。
2.野菜は皮つきのまま、食べやすい大きさに切ります。切ったら、れんこんとじゃがいもは5分ほど水にさらし、水分をしっかり取っておきます。
【ポイント】
根菜は皮に栄養も味わいもあるので、皮つきのまま焼いて、まるごといただきましょう。(玉ねぎは食べるときに皮を外してください。)皮をむかないので、下ごしらえも楽にできます。
一緒に焼くにんにくは厚めに切り、芯の部分は焦げやすく味も良くないので、楊枝などで取っておきましょう。
3.オーブンの天板にクッキングシートを敷いて真ん中に豚肉をのせ、にんにくとローズマリーを上にのせます。
豚肉の周りに野菜をのせ、野菜に塩とこしょう(分量外)をふり、オリーブオイルを豚肉と野菜全体に回しかけます。
4.予熱したオーブンに入れて、180℃のオーブンで40分焼きます。
ときどきオーブンをチェックして、焼きムラがある場合は天板の向きを変えたり、アルミホイルをかぶせるなどして、肉と野菜を焼き上げます。
5.焼きあがったらオーブンから出し、ホイルなどで覆って20分くらい休ませてください。
【ポイント】
オーブンから出してすぐに切ると肉汁が流れ出てしまうので、必ず20分程度休ませてからカットしてください。これも美味しく食べるための大事なポイントです。
6.肉を食べやすくカットし、Aの材料を混ぜた手軽なソースを添えていただきます。
ジューシーに焼けたローストポークは、ボリュームたっぷり! テーブルで切り分ければ、ごちそう気分も盛り上がりますね。
ローストされた豚肉の表面は香ばしく、中の肉はやわらかくジューシー! かみしめると豚肉のうま味が口いっぱいに広がります。一緒に焼いた根菜もほっくり甘くて美味! シンプルに素材のうま味を味わえます。甘酸っぱいりんごも豚肉によく合いますよ。
●このレシピをお気に入り保存する
ローストポーク 根菜のロースト添え
オーブンにお任せのローストポークは、手間をかけなくても、見映えよく、豚肉の美味しさが堪能できるごちそうができあがります。記念日やおもてなしなどのメインディッシュに、ぜひお試しください。
これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら
●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
本当に美味しいローストビーフ|何度も作りたい定番レシピVol.13
本当に美味しいステーキ|何度も作りたい定番レシピVol.7