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大きな肉の塊を豪快に焼きあげ食卓を盛り上げてくれるローストポーク。ちょっと難しいイメージがあるかもしれませんがポイント押さえて調理することで生だったり、パサついたりする失敗を防げます。シャルキュティエールソースは豚肉はもちろん白身魚のソテーにもよく合います!ぜひお試しください!
ポイント ①フライパンで焼きうま味を閉じ込める ②オーブンでじっくり火入れ ③余熱で肉汁をおちつかせる
前日)豚ロースかたまり肉の表面の水分を拭き取り、塩を満遍なくふりかけ、ラップをして揉み込み、冷蔵庫で一晩おく。(塩の量は肉の重さに対して1%)
翌日)豚肉を調理1時間前には冷蔵庫から取り出し常温に戻し、表面の水分を拭き取り脂身の部分に格子状に切り目を入れる。(火の通りをよくして脂を出すため)
玉ねぎ1個分を薄切りにし、耐熱皿に敷く。にんにくは包丁で潰す。
フライパンにサラダ油をひき火にかけ、脂身から焼きはじめる。脂身部分はしっかりと焼く。火加減は中火・弱火を繰り返す。
全面に焼き目をつけながらスプーンで脂をかけ、こんがりと焼く。(焼いたあとのフライパンは洗わずあとでソースに使う)
脂身を下にして玉ねぎの上にのせ艶出しのためオリーブオイル大さじ1をかけ、にんにく、タイム、ローリエをのせる。
160℃に予熱したオーブンで30分。ひっくり返して30分。合計60分焼く。(ひっくり返したら残りのオリーブオイルをかける)
【シャルキュティエールソース】 焼いている間にシャルキュティエールソースをつくる。玉ねぎ1/2個、トマト、キュウリのピクルス、パセリをみじん切りにする。
肉を焼いたフライパンの脂をすてサッとペーパーで拭き、無塩バターを入れ中火にかけ溶かし、玉ねぎみじん切りを加え透き通るまで炒め塩、黒胡椒をふる。
白ワインを加え一煮立ちしたらトマト、ピクルスを加える。
30秒後ディジョンマスタード、パセリも加えてかるく混ぜマスタードが馴染めば火をとめる。(シャルキュティエールソース)
オーブンで合計60分焼いたら、豚ロースかたまり肉にアルミホイルを被せ、芯温計で温度を測る。 ※以下基準に達したら、厚生労働省の加熱殺菌の基準に達しています。(中心温度65℃で15分の加熱) ①オーブンから出した時点→約60℃ ②アルミホイルを被せ15分後→約65℃ ③さらに15分後→約65℃
仕上げにA 無塩バター30g、オリーブオイル大さじ1をフライパンに入れ弱火にかけ肉を入れ、スプーンを使い溶けたバターをかけてバターの風味をまとわせる。(アロゼ)
好みの厚さに切る。
焼いた玉ねぎも一緒に盛付けソースをかける。
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DOI 料理人
料理人
飲食に関わり20年。 料理と向き合いたくさんの人と話しをさせていただき、料理は「人と人」をつなぎ人生を豊かにしてくれると感じています。 「ちょっと、ひと手間、お店の味。」をモットーに食卓を盛り上げる、賑やかにできる、そんなレシピをお届けできたら嬉しいです! ジャンルを問わず、一人でも多くの方に料理を楽しんでもらえるよう「丁寧に、分かりやすく、そして美味しく」を心がけながらコツコツやっていきます。 自分の経験、知識がすこしでも役に立てば幸いです。 【経歴】 ◆40代/大阪生まれ ◆オーナーシェフ兼JSA認定ソムリエ ◆創作料理店で4年間修業 ◆大手外食店で8年間マネジメント経験 ◆2014年レストラン【必然】開業 おかげさまで10周年 ◆2020年JSA認定ソムリエ取得