今回は、秋の味覚でサラダを作りました。 かぼちゃはアルミホイルで蒸し焼きにすることで甘さを凝縮させました。 自家製のレッシングは2種のオレンジを使い、甘みと酸味のバランスがとれた味で、彩り豊かなサラダにぴったりです。 また、鴨料理や、鯛のカルパッチョなど様々な料理で使えます。
▶️かぼちゃは、味の濃い赤栗かぼちゃにしましたが、お好みのかぼちゃを使用してください。 ▶️100%オレンジジュースと、オレンジの種類は好きなものを用意してください。 (ジュースは濃縮還元でないものを選ぶといいです。) ▶️かぼちゃはアルミホイルで蒸し焼きにすることで甘さを凝縮させられます。 電磁レンジの加熱でも構いませんが食感等が変わります。 ▶️ハーブの苦手な方はなくてもOKです。 ▶️葉物はしんなりするので、必ず最後にドレッシングと和えてください。 ▶️今回使用したビーツキオッジャ種は断面の渦巻き模様が特徴です。 ▶️お皿に盛り付ける際は、立体感を出すイメージで行うと綺麗に見えます。
オーブンを180度に予熱しておく。
かぼちゃは種を取り除き、ヘタを切り落として、皮を剥く。*ピーラーを使うと薄く剥けます
5等分にくし切り、アルミホイルに並べ、オリーブオイル、塩、ハーブプロヴァンスをかけ、包む。 *蒸し焼きにすることで甘さを凝縮させます
180度に予熱したオーブンで30分焼く。
鍋に100%オレンジジュースを入れ、火にかける。 *100%ジュースが1/4に煮詰まったらザルで漉し、ボウルに入れる
ビーツキオッジャ種は筋が多いので 厚めに皮を剥き、スラーサーで1mm厚さにスライスする。
セルクルで丸く抜き、半分に切り、水に晒す。
アンディーブは、形を整えつつ、白く硬いところを切り落とし、水に晒す。
洋梨は、軸を切り、皮を剥き、芯を取り8等分に切る。
柿は、十字に切り込みを入れ割る。 *ヘタにあたるくらいしっかりと包丁を入れると割やすいです
実にそって包丁をすべらせ、皮を剥き、16等分に切る。
クレモンティーヌは、半分に切り、絞る。
煮詰まった100%ジュースにクレモンティーヌ果汁を加え混ぜる。
<2種のオレンジでドレッシング作り> 工程12のボウルに白胡椒、塩、ホワイトバルサミコを加え、オリーブオイル50gを少しずつ加え、しっかり混ぜ、乳化させる。 *甘みと酸味のバランスがとれたドレッシングです
かぼちゃが焼き上がったら網にあげ、蒸気に注意してアルミホイルを開封する。 *ホクホクの焼き上がり
かぼちゃの表面に落ちたオイルを刷毛で塗り、粗熱をとる。
熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、柿、洋梨、かぼちゃを焼く。 *両面に色がついたら取り出します
<仕上げ> ビーツ、洋梨、柿、アンディーブをボウルに入れ、ドレッシングでマリネする。 *味が馴染んで美味しくなります
かぼちゃは半分に切り、ドレッシングを表面に刷毛で塗り、塩、胡椒をし、味を馴染ませる。
マリネした野菜を半分お皿に盛り付ける。
残りの野菜にルッコラを加えて、和え盛り付ける。 仕上げにドレッシング、塩をかける。 *葉物はしんなりするので、最後に和えます
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。