!だから美味しい!いつでも美味しい!
北海道のほたてができるまで
豊かな海と漁師さんの愛情で美味しく育つ
北海道のほたてが育つ海は、プランクトンが豊富で一年を通して海水温度が低いのが特徴。そのため、ほたての身は甘味がありぎゅっと締まって肉厚です。稚貝を海に放してから収穫するまで2~5年かかると言われているほたて。順調に成長しているか、漁師さんが常に気にかけ、愛情をたっぷり注いて育てています。
一年を通して獲れたてを楽しめ、加工方法もさまざま
北海道のほたて漁は、稚貝を海に放して海底で育てる「地撒き式」と、貝殻に穴を空けてロープを通して海中に吊るしたりカゴに入れて吊るす「垂下式」の2通りがあります。地撒き式が行われるオホーツク海では初夏~秋が、根室海峡地区では冬~初春が水揚げの最盛期。日本海側や噴火港湾で行われるのは垂下式で、冬~春に水揚げされます。そのため、一年を通して獲れたてが出荷されることになります。また、ほたては殻つきのほか、むき身やボイル、冷凍、貝柱、干し貝柱などに加工されます。
加工品によって楽しみ方はいろいろ
冷凍の貝柱は、産地で生きたほたての貝柱を急速冷凍しています。食べる分だけ冷蔵解凍や流水解凍し、そのまま刺身や加熱調理をして食べてください。ボイルほたてはカレーやシチューなどの煮込み料理、バターソテー、鍋の具材にぴったり。干し貝柱は、水で戻してほたての出汁を活かした料理に。中華料理におすすめです。
ほたて料理に役立つ基本知識とコツ
冷凍貝柱を手に入れたら、半日ほどかけでゆっくり解凍することをおすすめします。または、袋に入れて密閉して流水にあてるか、塩水に浸けてもOK。少し手間はかかりますが、ボウルに氷を入れて塩を小さじ1ふりかけて、その上に凍った貝柱をのせて常温解凍する、という方法もあります。まるで生ほたての貝柱のような状態で解凍できるので、ぜひお試しください。肉厚な貝柱は横に開くように切るよりも、繊維にそって縦に切る方がプリプリ感のあるしっかりとした歯ごたえを楽しむことができますよ。ほたてのひも(ミミ)をいただく場合は、塩をふってよく揉み、ぬめりや汚れを落としてから調理しましょう。刺身や酢の物、和え物、煮物など幅広く使えます。
大人から子どもまで!体に必要な栄養素がたっぷり
甘味がありあっさりと食べやすいほたては、子どもにも大人気です。その上、体に必要な栄養素もしっかり含んでいるほたて。1日100~150gのほたての貝柱を食べれば、大人が1日に必要なタウリンが摂取できると言われています。ビタミンB12、葉酸、亜鉛も豊富で鉄分は100gあたりの含有量がなんとほうれん草よりも上です!