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    • 公開日2018/01/09
    • 更新日2018/01/09

    たっぷり白菜の作り置きおかずを使いまわし!作り置きおかずとアレンジレシピ

    今が旬の甘くて美味しい白菜は、大きくて色んな料理に使えて便利な野菜のひとつ。今日は白菜をたっぷり使った作り置きおかずに加えて、その作り置きおかずのアレンジレシピまでご紹介です。旬の白菜を無駄なく使い切りましょう。

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    たっぷり白菜の作り置きおかずを使いまわし!作り置きおかずとアレンジレシピ

     

    新鮮な白菜で作り置きおかずをさらにアレンジ!

    今回は白菜をたっぷり使った作り置きおかずを2品ご紹介します。

    でも、作り置きおかずが続くと家族はちょっと飽きてしまうことも……。そこで今回は、作り置きおかずをさらにアレンジするレシピも合わせてご紹介します。

    上手にアレンジして長くおいしくいただくためには、新鮮な白菜を選ぶのも大切です。

    白菜は、葉の部分が濃い緑色で、芯の部分にツヤがありずっしりと重たいものを選んでください。また、1/2や1/4にカットしてあるものを買う場合は、切ってから時間が経っていると断面が膨らんできますので、断面がなるべく平らで、葉がぎっしりと詰まっているものを選びましょう。

     

    減塩白菜とえのきの和風あん

    まず1品目は、減塩白菜とえのきの和風あんです。白菜のあんかけといえば中華風が一般的ですが、今回はいりこだしを効かせて和風あんに。

    いりこだしが効いているので、調味料はわずかで済み減塩に繋がります。保存可能期間は、密封容器に入れ冷蔵保存で3日です。

    【材料(作りやすい分量)】
    ごま油…大さじ1
    生姜…5g
    豚バラ薄切り肉…100g
    白菜…1/4株
    えのき…1袋(100g)
    Aいりこ…3g
    A水…400cc
    A料理酒…大さじ1
    A砂糖…小さじ2
    A醤油…大さじ1
    塩こしょう…各少量
    B水…大さじ2
    B片栗粉…大さじ1

    【作り方】

    【下準備】…いりこは、頭と腹わたを取り除く。白菜はザク切り、生姜は千切り、えのきは石づきを取り除き3等分に切る。豚バラ薄切り肉は3cm幅に切る。

    ① フライパンにごま油と生姜を入れ弱火で炒め、生姜の香りが立ったら豚バラ肉を入れてさらに炒める。豚バラ肉の色が変わってきたら白菜の芯を加え、中火でややしんなりするまで炒める。

    ② ①にえのきと白菜の葉を加え、えのきがしんなりするまで中火で炒める。

    ③ 材料Aを加え、沸騰したらアクを取り除き、中火で5分煮込んだら一度味をみる。塩こしょうで味を整え、強火にしてBを中心から外側に向かって流し入れとろみをつける。

    ●詳しいレシピはこちら
    『減塩白菜とえのきの和風あん【作りおき】』

     

    「減塩白菜とえのきの和風あん」をあんかけ焼きそばにアレンジ!

    焼きそば用の麺をパリパリに焼いている間に、器を用意したり減塩白菜とえのきの和風あんをレンジで温めて準備しておきます。

    麺を焼く時に料理酒を加えると、うま味がプラスされるだけでなく、麺の粉臭さを消すことができます。また、風味も良くなり、表面はカリカリ、食感はもちもちになりますよ。

    【材料(1人分)】
    焼きそば用の麺…1袋
    ごま油…小さじ2
    料理酒…小さじ1
    塩こしょう…各少量
    「減塩白菜とえのきの和風あん」…適量

    【作り方】

    ① 焼きそばの袋に少し穴を開け、600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。熱くなっていますので取り出す時は気をつけて下さい。

    ② フライパンにごま油(小さじ1)を入れ強火にかけ、加熱した麺を入れてほぐれたら、料理酒をふり塩こしょうで味付けして、丸く形を整える。形を整えたらきれいに仕上げるため触らないようにする。

    ③ 蓋をして中火で焼き色が付くまで焼き、裏返したらごま油(小さじ1)を回しかけ、また蓋をして中火で3分蒸し焼きにする。

    ④ 器に③をのせ、レンジで温めた「減塩白菜とえのきの和風あん」をかける。

    ●詳しいレシピはこちら
    『減塩白菜とえのきの和風あんかけ焼きそば』

     

    白菜とベーコンのクリーム煮

    2品目は、白菜とベーコンのクリーム煮です。じっくり炒めて甘みを引き出した白菜、うま味成分の強いえのき、コクの効いたベーコンで、うま味たっぷりのクリーム煮に仕上がります。

    こちらも調味料はわずかで済み、減塩に繋がります。保存可能期間は、密封容器に入れ冷蔵保存で2日です。

    【材料(作りやすい分量)】
    バター…10g
    ベーコン…120g
    白菜…1/4玉
    しめじ…1袋(100g)
    白ワイン(又は料理酒)…大さじ1
    薄力粉…大さじ3
    牛乳…700cc
    パルメザンチーズ…大さじ1
    塩こしょう…各少量

    【作り方】

    【下準備】…白菜はザク切り、ベーコンは細切り、しめじは石づきを取り除き、小房に分ける。

    ① 鍋にバターを入れ中火にかけ、ベーコンを加え焼き色がつくまで焼く。しめじ、白菜の芯、白ワインを加え、白菜の芯がしんなりするまで炒める。

    ② いったん火を止め、薄力粉を加えダマにならないよう粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。牛乳と白菜の葉を加え中火にかけ、絶えず混ぜながらとろみをつけ、塩こしょうで味を整える。

    ●詳しいレシピはこちら
    『白菜とベーコンのクリーム煮【作りおき】』

     

    「白菜とベーコンのクリーム煮」をトーストにアレンジ!

    こちらは、ガーリックトーストを作って、その上に「白菜とベーコンのクリーム煮」をのせるだけの簡単アレンジレシピです。

    サクサクした食感でコクのある香ばしさがたまらないガーリックトーストと、やさしい味のクリーム煮が絶妙にマッチします。今回はフランスパンを使いましたが、お好みのパンでも試してみてくださいね。

    【材料(1人分)】
    フランスパン…2枚
    にんにく(すりおろし)…小さじ1
    Aオリーブオイル…小さじ1
    Aバター…5g
    「白菜とベーコンのクリーム煮」…少量

    【作り方】

    ① 深めの耐熱皿に材料Aを入れ、600Wの電子レンジで20秒加熱する。粗熱がとれたらにんにくを加えよく混ぜ合わせる。

    ② フランスパンを2cmの厚さに切り、①を塗り焼き色がつくまでトースターで焼く。

    ③ ②に温めた「白菜とベーコンのクリーム煮」をのせて出来上がり。

    ●詳しいレシピはこちら
    『白菜とベーコンのクリーム煮のせガーリックオイルトースト』



    いかがでしたか? 旬の白菜を新鮮なうちに作り置きおかずに調理してしまえば、無駄なく使い切ることができます。

    また、いろいろなアレンジを工夫することで、毎日の調理の時短にもなります。作り置きおかずを上手にアレンジして、時間と食材を有効に使ってみませんか? ぜひ試してみてください。



    ●こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
    シャキッと甘い♡旬の白菜をどどーんと使い切るレシピ
    【常備菜・メイン・麺】白菜1/2使い切りレシピ



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    このコラムを書いたArtist

    鈴木美鈴
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    鈴木美鈴

    • トータルフードコーディネーター

    料理研究家。 【著書・盛るだけつめるだけ毎日かんたん作りおきおかず】 Nadia Artist。 料理コンテストにて多数受賞歴あり。 Web、雑誌、企業様、食品メーカー様へレシピ提供、監修、掲載、撮影、 スタイリングコラム、執筆など幅広い活動をさせていただいております。 レシピのコンセプトは、「素材をいかしたココロとカラダにやさしい料理」 だしを使った本格的なレシピから、身近な食材で簡単に作るレシピまで、 幅広いレシピでどなた様にもご対応できるようにさせていただいております

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