卵のうま味が詰まってる!濃厚まろやか「卵黄漬け」を作ってみよう
「卵黄漬け」とは、卵黄をしょうゆとみりん等の調味液に漬け込んだものです。卵黄を調味液に漬け込むことで、水分が程よく抜けて、しょうゆの香りやみりんの甘みが染み込み濃厚な味わいになります。
漬け込む時間は、半日から2日。漬け込み時間によって食感や味わいが変わってくるのも特徴です。
半日漬け込むと、表面だけ調味液が染み込み、中は卵黄の風味がそのままになります。1日漬け込むと、中までしっかり濃厚に。2日漬け込めば、お箸で卵黄を持ち上げられるくらいの硬さになります。いくつか作って、お好みの味わいのものを見つけてみるのもおすすめです。
ただし、これからの時期は衛生面も気になりますので、漬け込み時間は2日までとしてください。漬け込みに使う容器は、清潔なものを使うのも忘れずに。
今回は、卵黄漬けの作り方と、出来上がった卵黄漬けのおいしい食べ方をご紹介します。また、残った卵白のおいしい救済レシピも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、さっそく作ってみましょう!
【材料】
卵黄…4個分
しょうゆ…大さじ3
みりん…大さじ3
【作り方】
1.清潔な小さめの器に、しょうゆとみりんを入れ混ぜます。卵黄の分量が変わっても、「しょうゆ:みりん=1:1」にすれば大丈夫です。
2.卵黄と卵白を分け、卵黄を崩さないように気を付けて1に入れます。この時、卵黄が浮いてきますが、そのままで構いません。器を左右に少し傾けると、卵黄の上側にも調味液がいきわたります。
3.ふたをして冷蔵庫に入れ、半日から2日漬け込みます。
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『卵黄漬け』
とろりとした食感がたまらない!卵黄漬けとオクラのシンプル和えもの
茹でたオクラに、卵黄漬けと削り節をのせるだけの簡単和えもの。
卵黄漬けの漬け込みダレを加えれば、削り節のうま味もあるので、味付けは不要です。召し上がる時は、卵黄漬けを崩して全体に和えるようにしてください。卵黄のまったり濃厚な味わいでオクラがさらにおいしくなりますよ。
【主な材料】
オクラ
卵黄漬け
削り節
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『おくらの卵黄漬けのっけ』
濃厚なうま味でご飯との相性がさらに良くなる!「月見とろろ」
すりおろした長芋に卵をのせる月見とろろを、卵黄漬けでさらにおいしくしました!
こちらも卵黄を崩し、漬け込みダレを入れてお好みの味にして召し上がってくださいね。淡白な月見とろろが濃厚な味わいになり、ご飯にのせるもよし、おつまみにするもよし、の便利な一品に。
【主な材料】
長芋
卵黄漬け
青のり
●詳しいレシピはこちら
『月見とろろ』
「卵黄漬け×わさびマヨ」で大人がうれしい一品に!油揚げの卵黄漬け焼き
油揚げにわさびとマヨネーズをぬり、卵黄漬けをのせてオーブントースターで焼く簡単レシピ。さっと出したいおつまみにもおすすめです。
焼いてカリッとした油揚げと、とろ~りとした卵黄の食感が楽しい一品。油揚げをオーブントースターで焼く時は、焼き色がつきはじめればOK。すぐに焼き色がつくので、焦げないように気を付けてくださいね。
【主な材料】
油揚げ
卵黄漬け
マヨネーズ
わさび
●詳しいレシピはこちら
『うすあげ卵黄漬け焼き』
残った卵白が主役級の一品に!ふわっふわのホワイトオムレツ
卵黄漬けを作って残った卵白は、スープなどに加えるのもいいですが、オムレツにするのはいかがでしょう? 真っ白でふわふわのオムレツは、味わいが軽く見た目もおしゃれでおすすめです。
卵白は低い温度で固まり始めるので、かき混ぜながら弱火でじっくり火を通してください。白さを活かせるよう、味付けはマヨネーズと塩にしてみました。
【主な材料】
卵白
マヨネーズ
牛乳
塩
●詳しいレシピはこちら
『ふわふわのホワイトオムレツ』
いかがでしたか? 味玉を始め、卵は漬け込むとおいしくなる食材の一つ。今回ご紹介した卵黄漬けは、茹でる手間もなく簡単に作れる上に、アレンジも短時間でできるものばかりですので、冷蔵庫にあると重宝しますよ。ぜひ一度お試しくださいね。
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