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  • 公開日2020/02/21
  • 更新日2020/02/21

本当に美味しいスンドゥブチゲ|何度も作りたい定番レシピVol.118

辛味の中にもコクがあって、韓国料理の中でも人気の高い「スンドゥブチゲ」。今回は、市販のだしの素などを使用せず、酒蒸ししたあさりでうま味たっぷりに仕上げるレシピをご紹介します。豆腐のやさしい口当たりで食べやすいこの料理、冬の定番料理に加えてみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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本当に美味しいスンドゥブチゲ|何度も作りたい定番レシピVol.118

 

韓国の人気料理「スンドゥブチゲ」

日本でも専門店があるほど、なじみのある韓国料理、「チゲ」。韓国ではチゲは日本での味噌汁のような存在ですが、それよりも具材をたっぷり入れたスープといったところです。
地域や家庭によって、コチュジャンベース、醤油で仕上げるものがあったり、魚介を入れたり、牛肉、豚肉を使ったり…とさまざま。実は、辛くないチゲもあるんです!

中でも食べやすくて人気が高いのが、「スンドゥブチゲ」。日本でいうおぼろ豆腐や寄せ豆腐のようなやわらかい豆腐が「スンドゥブ」です。
このスンドゥブチゲ、韓国ではあさりと合わせて調理することが多く、またキムチ鍋とは違ってコチュジャンや粉唐辛子を入れて仕上げます。キムチは入れず、豆腐が主役になれる料理です。
辛いだけでなく、うま味もたっぷり。にんにくやしょうがをきかせてあるので、芯から温まります。寒い時期にぴったりですね。

 

あさりだしが効いてる☆スンドゥブチゲの作り方

 

【材料(2人分)】

あさり 200g
豚こま切れ肉 80g
絹ごし豆腐 1丁
玉ねぎ 80g
卵 2個
にら 30g
コチュジャン 大さじ2
酒 100ml
Aごま油 小さじ2
Aにんにく(すりおろし) 小さじ1
Aしょうが(すりおろし) 小さじ1
あさりの蒸し汁+水 500ml
醤油 小さじ1
塩 少々
粉唐辛子(韓国産・粗いもの) 小さじ1
※粉唐辛子がない場合は一味唐辛子(小さじ1/2)で代用可

 

【作り方】

今回は市販のだしの素などは使わず、あさりのうま味で仕上げます。

【下準備】
・あさりは立て塩(3%の塩水)に入れて砂出しをし、殻をすり合わせて流水で洗う。
・玉ねぎは繊維に沿った薄切りにする。
・絹ごし豆腐は6等分に切る。
・にらは5cm幅に切る。

1.まずは砂出ししたあさりを酒蒸しします。鍋にあさり、酒を入れて蓋をし、ひと煮立ちしたら弱火で3分ほど加熱します。あさりの口が開いたら火を止めます。

2. ペーパーで濾して蒸し汁を取ります。ここに美味しさがた~っぷり!

この蒸し汁に水を足して500mlにしておきます。

3.同じ鍋にAを入れて弱火にかけ、香りが出たら、豚肉を加えて中火で炒めます。色が変わってきたら、コチュジャンを入れて絡めるようにして炒めます。
コチュジャンは韓国の辛味噌ですが、ここで火を通すことで辛味が整います。

4.量っておいたあさりの蒸し汁に水を足したもの、薄切りにした玉ねぎを入れます。
日本の味噌は煮立たせないのが基本ですが、コチュジャンは煮込んでコクを出すのがポイント。

5.玉ねぎに火が通ったら、韓国産の粉唐辛子を加えます。一味唐辛子よりは辛味がマイルド。お好みで加減してくださいね。

6.豆腐も入れて、あさりを戻し入れたら温めて、醤油、塩で味を調えましょう。
今回はつるっとした口当たりの絹ごし豆腐を使っています。もちろん、おぼろ豆腐でもOK。

7. 卵をカップにひとつずつ割って、そーっと落とします。

8.最後ににらをのせたら、すぐに火を止めましょう。余熱でも十分に火が通りますよ! ご飯と一緒にお召し上がりくださいね。

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あさりだしが効いてる☆スンドゥブチゲ


ほかにも、うどんやラーメンを入れたり、ピザ用チーズを入れたりとアレンジしてみても◎。寒い時期に体をポカポカに温めてくれますよ。ぜひ、自宅で楽しんでみてくださいね。

 

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