キャベツの甘さとトマトの酸味がひき肉と絡んでおいしくなります。キャベツの下ごしらえは、電子レンジで軽くゆでるようにしています。中に巻いた具は、たまねぎの触感を出すように生のままで使い、トマトソースも水煮缶でシンプルにしています。少し手間はかかりますが、作り置きおかずにもおもてなし料理にもなります。
煮込み料理の具に使う肉の塩加減は少し強めにしています。煮込むことで塩味がソースに流れ出てしまって具の味がぼんやりしてしまうからでです。ソースの味の仕上げは、トマト缶の塩加減やお肉から出てきている塩味に合わせて塩加減を調整してください。またきび砂糖を加えたのは、煮込み時間が少ないトマトの酸味が立ってしまうので、まろやかにするために加えています。
キャベツの葉は電子レンジで3分程度茹でる。たまねぎ、イタリアンパセリ、にんにくはみじん切りにする
合挽肉を塩、こしょうを振り粘りが出るまでこねる。溶いたたまごを加えて合わせ、刻んでおいたたまねぎとイタリアンパセリを合わせ6等分に丸めておく
茹でたキャベツの葉のほうから②をつつみ、楊枝などで留める
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越智 美恵子
ケータリング料理人・調理師 →都内でホームパーティーや企業様の展示会などのケータリングサービスを主に、株式会社Nutrientsを運営しています。今まで訪れた国や地域で出会ったたくさんのおいしいものを,家庭でも再現出来るように考えています。調理師免許を取得しているので、料理の基本もお伝えできればと思っています。