まず初めに言い訳させて。 材料多い、工程めっちゃ長い、見ただけでやる気失せるレシピでごめんね。 でも、一つ一つのパーツは簡単。A.クッキー生地、B.ビスキュイ生地、C.カスタードクリーム、E.ホイップクリームでできています。どれも初心者向けの簡単なパーツ。 とはいえ、長い・・・最後まで読むだけでもやる気失せそう~。自分でレシピ書きながら思いました。もし作ってくれた人がいたら、本当に心の底から尊敬します。
ビスキュイにはたっぷりシロップをしみ込ませた方が美味しいので、ジュクジュクになるくらいしみ込ませて。 どうしても面倒ならビスキュイ生地はサンドイッチ用のパンがカステラか何かで代用しましょうか。それでも美味しいと思う。
***タルト生地を作る***A バター(食塩不使用)100g、砂糖➀60g、卵➀1/2個、薄力粉➀200g バター(食塩不使用)は電子レンジ600wで30秒加熱し柔らかくする。砂糖➀を加えて擦り混ぜ、卵➀を加えて白っぽくなるまで混ぜる。
休ませた生地の70g程度を手でもんで伸ばしやすい固さにし、棒状にしてからめん棒で細長く伸ばす。
幅3cmの帯状にカットする。
12㎝のケーキ型の側面に這わすように入れる。 長さが足りない部分はもう一度生地を伸ばしてつぎ足す。
残りの生地70gくらいを手でもんで伸ばしやすく、麺棒で丸く伸ばす。 ケーキ型の大きさに合わせて切る。
次に卵黄に残りのグラニュー糖を加えて白っぽく嵩が増すまで泡立てる。
卵黄のボールにメレンゲの半量を入れてざっくり混ぜ、薄力粉➁半量をふるい入れてゴムベラで混ぜる。
さらに残りのメレンゲを加えて混ぜ、残りの薄力粉も加えてふんわりと混ぜる。
丸口金を付けた絞り袋に入れ、オーブンシートを敷いた天板に10cmくらいの円に絞り出す。 生地は余るので、4cmくらいの円に絞り出し、ブッセとして楽しんでね。
まんべんなく粉糖を振り、200℃のオーブンで7分焼く。
***カスタードチーズクリームを作る***C 卵黄1個、砂糖20g、薄力粉③10g、牛乳100ml、クリームチーズ➀60g 卵黄をボールに入れ、砂糖➁の半量を加えて擦り混ぜる。 薄力粉③も加えて混ぜる。
牛乳を鍋に入れ、砂糖の残り半量を加えて軽く沸騰するまで加熱する。 これを卵黄のボールに少しずつ注ぎ入れ、砂糖を溶かすように混ぜる。
鍋に戻し入れ、弱火でとろみが付くまで加熱する。
熱いうちにクリームチーズ➀を加えて溶かす。
タルト生地の中にカスタードチーズクリームを入れる。
ビスキュイにコーヒーシロップをたっぷり浸み込ませる。
カスタードチーズクリームの上に少し押し込むように載せ、上面にもたっぷりシロップをしみ込ませる。
***ティラミスクリームを作る***E クリームチーズ➁50g、生クリーム60g、砂糖➂30g クリームチーズ➁は電子レンジ600wで20秒ほど温めて柔らかくする。 生クリームに砂糖➂を加えて緩めに泡立てる。柔らかくお辞儀する角がたつくらい。
星口金を付けた絞り袋に入れ、ビスキュイの上に絞り出す。 余ったクリームはブッセにしてね。
余った生地とクリームでブッセにしてね。
最後にココアパウダーを茶こしでたっぷりかけて出来上がり~!! 冷蔵庫で冷やして食べましょう。 おつかれさまでした~
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。