素朴な見た目ですが、ひと口食べるとホッと心も和むような美味しさの五目豆。お弁当のおかずや、給食の献立、食堂の小鉢などあらゆる所で見かける五目豆は私たちにとって身近で食べ慣れたおかずの一つです。
美味しいだけでなく身体にも良く、不足しがちな大豆や野菜を効率よく摂れるのも嬉しいですよね。そんな五目豆をおうちでも美味しく作りたい! と感じる方は多いはず。
そこで今回は何度も作りたくなる基本の五目豆の作り方をご紹介したいと思います。
素材のうま味を活かした五目豆の作り方
【材料(6人分)】
水煮大豆 240g
にんじん 1/3本(120g)
ごぼう 1/3本(80g)
れんこん 80g
こんにゃく 1/2枚(100g)
干ししいたけ 3枚
だし昆布 10g
水(戻し汁と合わせて) 400ml
A砂糖 大さじ3
A醤油 大さじ3
みりん 大さじ1
【作り方】
【下準備】
干ししいたけとだし昆布はひたひたの水に浸けて戻しておきます。
五目豆の美味しさの素は乾物。うま味の詰まった乾物の戻し汁も活用しましょう!
【食材を切る】
1.こんにゃくは小さめのひと口大にちぎって熱湯でさっと茹でてアク抜きし、ざるにあげます。臭みを取って、味の含みもぐんと良くなります。
2.ごぼう、れんこんは包丁で皮をこそげとります。ごぼうは乱切り、れんこんは1cmほどの角切りにし、色が変わらないように酢水に浸けます。
3.にんじんは皮をむいて1cm角に切り、水煮大豆はざるに上げて水切りします。戻しておいた干ししいたけとだし昆布も1cm角に切ります。戻し汁はこのあと使用しますので取っておいてくださいね。
ポイントは食材の大きさを切り揃えること! 煮えむらができず、均一に火が通ります。
【煮る】
4.鍋に1~3を入れ、水(戻し汁と合わせて400ml)を加えて煮ます。
※戻し汁は茶こしでこすと細かなごみが除けます。
【味付け】
※落とし蓋は丸く切ったクッキングシートでも代用できます。
【煮含める】
6.落とし蓋を取り、具材が崩れないように優しく混ぜて鍋返しし、みりんを入れて煮汁が少し残る程度まで煮詰めます。冷ますことで味を含んでさらに美味しくなります。
冷蔵庫で3~4日ほど持ちますので作り置きにもおすすめ! こんにゃくを除いて作れば、冷凍で1か月ほど保存できます。
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基本の五目豆
食材も味付けもシンプルながら、飽きのこない美味しい五目豆はお子様から年配の方まで好まれる優しい味です。五目豆を作るときはぜひとも多めに! ストックしておけば炊き込みご飯や、卵焼きに、汁ものやコロッケなどのリメイクにも素早く活躍してくれる頼もしいおかずです。みなさんもぜひ美味しくて健康的な五目豆を作ってみてくださいね。
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