手間のかかる印象のある南蛮漬けですが、らっきょう酢を使って簡単に、そしてたっぷりの野菜でごちそう感のあるサラダに仕立てました。 これからおいしくなるアジは、夏野菜との食べ合わせが良いものが多く、体にも嬉しいレシピです。 ポイントは味なじみさせたい順にタッパーに重ねて漬けこんでいくところ!作り置きできるところも嬉しいですね。
タッパーは大きめでしっかり蓋ができるものを使ってください。 野菜からでる水分でらっきょう酢とのバランスが良いようにしています。野菜の分量をふやす時はらっきょう酢も増やして、味が薄くならないようにしてくださいね。 メーカーによってお味もちょっと違いますのでお好みで調整してください。 カレー粉の代わりにガラムマサラにしても美味しいです。
アジは三枚おろしで、骨抜きされているものを買うと便利です。
たまねぎはせん切りにして塩(分量外)をひとつまみふっておきます。 ミニトマトはへたを取って、味がしみやすいようにつまようじで何カ所か刺します。
大きめのタッパーに、らっきょう酢と昆布、輪切りにした たかのつめを入れて、1のミニトマトと水気を切ったたまねぎを漬けこみます。
フライパンにサラダ油を熱して、ピーマン、ズッキーニをさっと炒めて1のタッパーに漬けます。 続いてアジも、両面こんがりと焼いて同じようにタッパーに漬けます。
豆もやしは電子レンジで3分加熱し、水気をきってからタッパーに重ねて漬けます。 (豆もやしの匂いが気になる方は、茹でて下さいね。) 粗熱がとれたらしっかり蓋をしてゆっくり何度か逆さにして味をなじませ、冷蔵庫で1時間から6時間くらい冷やします。
器にベビーリーフを盛り付け、その上に順に野菜、アジを盛り付け、漬けだれも上からまわしかけます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。