北海道民、大人も子供も見るとつい買ってしまう〝揚げいも〟衝撃的な美味しさ?とまでは多分思っていないんですが、なんでしょう…おいしいんです、食べたくなる(笑) 普通は蒸したじゃがいもの皮をむき、そのまま衣をどっぷりまとわせて揚げます。こちらではオマケ的にチーズinするために、じゃがいもを潰して包んでから揚げるレシピにしました。 そのため、工程3〜4を飛ばし、じゃがいも丸ごとタイプで作っていただいてもokです♡ 一気に沢山作ってお皿にドーンと並べておけば、誰かが勝手に食べて勝手になくなっている…そんな感じのファーストフードです。
▼衣をぼてっと重たくしたい時は牛乳(水)少なめ、軽くしたい時は多めで調整します。▼形はいびつになっても気にしない!なんとなく丸っぽければokです。
皮付きのじゃがいもの土汚れを、水で洗い流す。 ひとつずつふんわりラップに包み、電子レンジで竹串がスッと入るようになるまであたためる。 ※時間目安…600wで9〜10分。途中1〜2回、上下ひっくり返しつつ様子見してください。
ボウルに水(分量外)を貯めておき、電子レンジから出したじゃがいもを入れ、粗熱をとる。 触れる熱さになったら手で皮をむく。 ※熱いうちに潰すので、完全に冷めてしまうまで放置しないようにしてください。
皮をむいたじゃがいもをボウルに入れ、表面にさっと塩コショウを振りかける。 熱いうちにマッシャーやフォークを使って潰す。
サランラップの上に潰したじゃがいもを置き、キャンディチーズをのせて丸くキュッと包む。 手で優しく握るイメージで形を整える。 ※ひとつにつき、大さじ3くらいのじゃがいもを使いました。 注意)手のひらでコロコロ大胆に転がすと、じゃがいもが分裂して散らかり放題になるので注意です!
ボウルにたまご(M)と牛乳(水)を入れ、よく混ぜてからホットケーキミックスを加えて混ぜ合わせる。 そこへ工程4のじゃがいもを入れ、衣をまとわせる。
180℃の揚げ油で、揚げ色がサーターアンダギーのようになるまで揚げる。 時間目安…3〜4分
【食べ方】 北海道では2〜3個を割り箸にさし、串にするのがスタンダードです。 結構重いしあんまり安定しないので、片手を添えて大胆かつ慎重に食べます(笑) 味付けはケチャップ、マスタード、粉チーズなど。その他マヨネーズ、砂糖など、お好きなアレンジをしてください♡
【補足】 衣が半端に余ったら、一気に揚げ油に入れスプーンでまとめると、なんとなくふわふわ系サーターアンダギー風になります。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」