ブニュエロと言ってもデザートではなく、マッシュポテトに鱈を混ぜたスペインタパス。ふわっふわの柔らか食感とジュワッと広がる旨み。ちょっと手はかかるけど、また作ろうと思わせる美味しさです。
たらの塩分には個体差がありますので、塩の分量は様子を見て調節してください。そのままはもちろん、アリオリ(マヨネーズ)やスイートチリソースを添えても。
卵は卵黄と卵白に分けます。
ジャガイモはひとくち大にカット。 ニンニクと一緒に鍋に入れ、沸騰してから15分茹でます。
別鍋に鱈(切り身)・白ワインを入れ、蓋をして中火で2~3分蒸します。 火が通ったら皮と骨を取り除き、身をほぐします。
1に火が通ったらジャガイモ・ニンニクを一緒にマッシャーで潰します。 2を混ぜて塩で調味。 薄力粉・卵黄を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
卵白を角が立つまでしっかり泡立て、3に加え、ゴムベラできるように混ぜます。
揚げ油を中温(170℃程度)に加熱。 大きめのスプーンで4をすくい、揚げ油に落とします。 途中返しながら、こんがり色づくまで3~4分揚げます。
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか