バーミキュラ鍋を使い、『夏野菜をゴロっと使用した家庭料理』のテーマで、フランス ニースの家庭料理ラタトゥイユを無水調理で作りました。 大きめに切った夏野菜のかぼちゃ、なす、ズッキーニをトマトと煮込んだ、温めても冷やしても美味しい一品です。 今回は卵をのせたビスマルク風の野菜グラタンにアレンジしました。朝食にもオススメのメニューです。
味つけは「素材本来の美味しさを引き出すことが出来るバーミキュラ鍋」の特性を活かし、塩、胡椒だけで作ったので野菜本来の旨味を堪能できます。また、野菜の切り方に変化をつけると鍋の中も賑やかな印象で、出来上がりの見た目にも楽しめます。 ラタトゥイユは作り置きの効く煮込み料理なので、忙しい朝の一品やパスタやピザのベースとしても活用でき、他の食材を足すことで栄養バランスの良い料理にアレンジしやすいです。
フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを潰し入れ、赤唐辛子、玉ねぎを加えて中火で軽く炒めて、バーミキュラ鍋に入れる。同じフライパンを使い、人参、なすとズッキーニ、かぼちゃの順に塩、胡椒をして中火で表面を軽く焼いてバーミキュラ鍋に重ね入れる。
オレガノを鍋全体に振り入れて、上からトマト缶を加え、フタをして弱火で30分加熱する。根菜類に串を刺してすっと入ったら軽く全体を混ぜて火を止める。
耐熱皿に【3】とロースハムを盛り、中心に卵を割り入れて、とろけるチーズをのせ、オーブントースター(1300w)で3分程焼く。卵の白身が固まり、チーズに焼き色がつくくらいが目安。
131213
前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。