カマンベールなどの白かびチーズをベースにした、南ドイツ・バイエルン地方の定番おつまみ「オーバツダ(Obatzda)」。乳製品のコクに、シャキシャキした辛みのある玉ねぎ、加えたスパイスの風味がアクセント。ビールと楽しんだり、パンに添えて軽食のようにいただいたりと、作っておくと何かと楽しめます。材料を混ぜ合わせるだけの簡単レシピ、有名なミュンヘンのオクトーバーフェストでも定番の一品です。
◆玉ねぎのみじん切りは水にさらなさいでください。 チーズとなじむと、この辛みが程よいアクセントになってとてもおいしいです。 ◆おいしく作るコツは、とにかく丁寧に混ぜること! もともとの料理名・オーバツダ(Obatzda)は、「押しつぶして混ぜる」という意味。 カマンベールがなめらかになるまで、フォークでしっかりつぶしてくださいね。
カマンベールチーズは薄切りにする。
食べる直前まで、冷蔵庫でしっかり冷やしておくとおいしいです。 プレッツェルやドイツパンにつけていただきます。 ほかにもクラッカーにつけたり、ハムや野菜類を添えたりして ホームパーティーに出しても素敵です。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!