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  • 公開日2022/06/03
  • 更新日2022/06/03

本当に美味しいカルパッチョ|何度も作りたい定番レシピVol.272

薄切りの魚や肉を皿に彩りよく盛り付けた「カルパッチョ」。見映えが良く、アレンジも楽しめるので、おもてなしや記念日にもおすすめの一品です。今回は、人気のサーモンを使ったカルパッチョのほか、鯛やたこのカルパッチョもご紹介。切り方や盛り付け方なども詳しく説明していますので、参考にしてみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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本当に美味しいカルパッチョ|何度も作りたい定番レシピVol.272

 

手軽にできて見映えも◎!おもてなしにもぴったりの「カルパッチョ」

手軽にできるのにごちそう感がある料理「カルパッチョ」。薄切りの魚や肉を皿に彩りよく盛り付けたカルパッチョは、火を使わずに作れるので、これからの季節にぴったりの料理ですね。

カルパッチョは、もともとイタリアの肉料理で、薄く切った生の牛肉を皿に並べてソースをかけたもの。日本では、魚料理にアレンジされたものが広まったので、カルパッチョといえば、魚を使ったものになじみがありますよね。

調理の手間もなく、短時間で手軽に作れるカルパッチョですが、盛り付けや味付けをちょっと工夫するとぐっと美味しくいただけます。

 

カルパッチョに向いている魚

新鮮なお刺身用の魚や貝類なら、どれもカルパッチョで美味しく食べられます。

鯛やひらめなどの歯ごたえのある白身の魚を使う場合は、薄く切って、また、かつおやぶりなどの味の濃い魚を使う場合は、香りの強い食材と組み合わせてしっかりした味付けにすると美味しく仕上がります。

刺身用に切ってあるものはひと切れに厚みがあるので、できればサクで買って、薄くそぎ切りにして使うのがおすすめです。

 

野菜やハーブでアクセントを

使う食材は、魚だけでなく、野菜やハーブを組み合わせると、味に変化がついてより美味しく食べられます。野菜は彩りや食感も考えて組み合わせ、ハーブはディルやイタリアンパセリなどの洋風の料理に使うものだけでなく、大葉やみょうがなどの和食でよく使うハーブなどもカルパッチョにおすすめです。

 

「サーモンと新玉ねぎのカルパッチョ」の作り方

今回は、人気のあるサーモンの刺身を使ったカルパッチョをご紹介したいと思います。脂ののったサーモンと、旬の新玉ねぎ、サーモンと相性のいいケッパーを組み合わせます。オレンジ色のサーモンを引き立てる緑の野菜も添えて、ディルを散らし、香りよく仕上げます。

 

【材料(2人分)】

サーモン(刺身用) 100g~120g
新玉ねぎ 1/6個
ケッパー 小さじ2
ディル 適量
オリーブオイル 大さじ1と1/2
レモン汁 小さじ2
塩 適量
こしょう 適量

 

【作り方】

<サーモンを切る>
1.サクで買ったサーモンを薄切りにします。包丁をねかせ、包丁の刃の下の方を身にあてて、引きながら包丁の刃全体を使って、厚さ5mmぐらいのそぎ切りにしていきます。

【ポイント】
ギコギコと何度も包丁を上下すると身が崩れてしまうので、一度にすっと引いて切るときれいに切れます。また、サーモンは、皮の方を上にして切った方が、身が崩れにくいと思います。よく切れる包丁を使うのもポイントです。

<サーモンを皿に並べて下味をつける>
2.そぎ切りにしたサーモンを皿に並べます。皿の外側から並べて、切り端の部分は野菜に隠れる真ん中に並べます。

3.並べたら、軽く塩をふってラップをし、冷蔵庫でしばらく塩味をなじませます。

【ポイント】
お刺身は、醤油の濃い味がありますが、カルパッチョはドレッシングだけだと、少し味がぼやけてしまうので、少し塩を振って味をつけます。また冷蔵庫に入れると皿ごと冷やされるので、食べるときもひんやりと美味しく感じます。

<ドレッシングを作る>
4.新玉ねぎとケッパーを使ったドレッシングを作ります。ボウルにレモン汁と塩を入れて混ぜ、オリーブオイルを加えてよく混ぜ、とろりとしてきたら、粗みじんに切った新玉ねぎと、ケッパーを入れ、こしょうで味を調えます。

【ポイント】
新玉ねぎは、辛味が少ないので、やや大きめの粗みじんに切ります。新玉ねぎはあまり辛くないのでそのまま使いましたが、辛味が気になる方は水にしばらくさらした後、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとってから使ってください。普通の玉ねぎを使う場合は辛いので、水にさらしてから使ってください。

<盛り付ける>
5.冷蔵庫から皿を取り出し、サーモンから出た水分をキッチンペーパーで押さえます。サーモンを並べた皿の真ん中に、サニーレタスなどの葉物野菜をこんもりとのせ、ドレッシングの新玉ねぎとケッパーをその周りにかけ、残りのドレッシングを全体に回しかけます。

ドレッシングは多めの分量なので、野菜にもかけてください。最後にディルを散らしたら、できあがりです。

脂ののったサーモンに、新玉ねぎの風味と食感がアクセントのカルパッチョ。サーモンのオレンジ色とサラダの緑の色が鮮やかで、食卓も華やぎます。

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サーモンと新玉ねぎのカルパッチョ

 

こちらもおすすめ!アレンジカルパッチョ

カルパッチョは、刺身の魚、添える野菜、かけるソースなどを変えれば、バリエーションも豊富に楽しめます。

 

真鯛の桜カルパッチョ

こちらは、歯ごたえのよい真鯛を使ったカルパッチョです。桜の花の塩漬け、生わかめ、うど、木の芽など、季節の食材をアクセントに使って季節感のある組み合わせに。

【主な材料】
真鯛(刺身用)
うど
生わかめ
桜の花の塩漬け

●詳しいレシピはこちら
真鯛の桜カルパッチョ

 

たこのエスニック風カルパッチョ

たこを使ったカルパッチョには、香菜、ミント、ディル、紫玉ねぎ、みょうがなど、たっぷりのハーブを盛りあわせて、エスニックテイストに。冷たいビールによく合うカルパッチョです。

【主な材料】
ゆでたこ
レッドオニオン
香菜
みょうが
ミント
ディル

●詳しいレシピはこちら
タコのエスニック風カルパッチョ

 

まぐろとパルミジャーノのカルパッチョ

本場イタリアの生の牛肉のカルパッチョのように、薄切りのパルミジャーノと、薄切りのマッシュルーム、ルッコラを組み合わせたまぐろのカルパッチョ。うま味の強い食材のハーモニーが食べごたえ満点のひと皿です。

【主な材料】
まぐろ(刺身用)
ホワイトマッシュルーム
ルッコラ
パルミジャーノ

●詳しいレシピはこちら
マグロとパルミジャーノのカルパッチョ


お好みの刺身を、季節の野菜やハーブと組み合わせて、アレンジも楽しめるカルパッチョ。見映えが良く、テーブルも華やぐカルパッチョは、記念日やおもてなしの一品にもぴったりです。きりっと冷やした白ワインなどを添えて楽しんでくださいね。


これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら



●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
【カルパッチョ】におすすめの具材30選 | おしゃれで美味しい!お刺身で手軽に
おかわりが止まらない!漬けサーモンが美味しすぎ!

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