出汁を作りながら具も作っていく、鶏肉のフォー。手軽に作りながら、旨味があり、味わいは本格的です。具もスープも、あっさりしながらコクがあり、適度な酸味も加わって、どんどん食べ進みます。
・昆布は時間のある時は2時間以上浸水するとより旨味が出ます。必ず沸騰直前に取り出してください。 ・鶏もも肉は沸騰してから入れることで、旨味がスープに出過ぎず、具としても美味しくいただけます。 ・パクチーが苦手な場合、セロリの葉などを入れると雰囲気が味わえます。 ・柑橘のそれぞれ季節には、すだち、かぼす、シークワーサー、青摘みみかん、青ゆずなどを使うとフレッシュさが引き立ちます。
鍋に昆布と水を入れて、20分以上浸水しておく。 パクチーは食べやすい大きさに切る。
鍋に水を入れて沸騰させ、塩蔵わかめをさっとゆでる。粗熱をとり、一口大に切る。
昆布水を中弱火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。鶏もも肉を入れ、時々アクをとりながら10分ほど煮る。
鍋にたっぷりの水を沸かし、米粉麺を袋の表示通りゆで、冷水にさらし、ザルにあげる。
2に塩、ナンプラーを入れ、鶏もも肉を取り出して、一口サイズに切る。
どんぶりに半量ずつ3を入れてスープを注ぎ、鶏もも肉、わかめ、パクチーをそれぞれのせる。レモン汁を半量ずつ加える。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。 現在は講談社コクリコ、Yahoo!ニュース、サンキュstyle、コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。 これまで生み出したレシピは800を超える。 旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。 お弁当歴14年。 編集プロダクション・出版社で編集経験あり。