お菓子作り初心者にもおすすめ!手作りクッキー
クッキーは手軽に食べられるおやつのひとつで、ケーキ屋さんやクッキー専門店だけでなく、各地のおみやげ屋さんでもいろいろな味を楽しめます。手軽に作れるものも多いので、初めての手作りお菓子によく選ばれるのもクッキーですよね。ちなみにうちの夫が小学生のときに初めて作ったお菓子も、例に漏れずクッキーです。
今回はいろいろ種類があるクッキーの中でも、アイスボックスクッキーについてご紹介します。
どの柄のアイスボックスクッキーがお好み?市松模様?渦巻き?
アイスボックスクッキーはサクホロ食感でバターの風味が香る贅沢なクッキーです。クッキー生地をまとめたあと、お好きな形に整えて一度冷蔵庫で冷やし固めることから、アイスボックスクッキーと呼ばれるようになったとか。
アイスボックスクッキーの魅力はなんといってもこのかわいい見た目! クッキーの断面をカットしていったときや、焼き上がった瞬間など、思わず歓声をあげてしまいます。
ちなみにかなり前ですが、うちの夫が焼いたアイスボックスクッキーを女子会に持っていったら、それはもう大盛り上がり! 「こんなかわいいクッキー、どうやって作るの?」とみんなに聞かれたので、「ふふふ」とほほ笑んでおきました(※作っていないので答えられなかっただけ…そしてすぐに自分で作っていないことはバレました)。
バターたっぷり♪本格的な味も魅力
魅力的なのはもちろん見た目だけではなく、バターの風味がふんわりと香る、サクホロ食感も人気の秘密。口の中に入れるとバターの風味がふんわりと広がります! 型抜きクッキーなどのほかのクッキーと比べ、バターを多めに使っているので、やわらかいホロホロとした食感も人気が高い理由ではないでしょうか?
今回はうちの夫の、とっておきのアイスボックスクッキーの作り方をご紹介します。クッキー作りで思い浮かべるのは、そのままでは泡立て器で混ぜにくいため、先にバターを常温に戻しておくこと。すぐに作りたいのにできない…と思ったことがある方も多いはず。
ですので、今回は冷蔵庫から出したてのキンキンに冷えたかたいバターを使ってアイスボックスクッキーを作っていきます。ただ、その方法で作るにあたってはフードプロセッサーが必要になるので、そちらだけご用意くださいね!
サクサク!基本のアイスボックスクッキーの作り方
今回はプレーン生地とチョコ生地を作り、それぞれを組み合わせて【市松模様】と【渦巻き】を作ります。
また、プレーン生地には【チョコチップ】、チョコ生地には【クランベリー】を加えます。さらに、余った生地を合わせて【マーブル模様】のクッキーも。
5種類紹介しますので、お好みのクッキーを試してみてくださいね。
材料(クッキー約36枚分)
【プレーン生地】
A薄力粉 100g
Aバター(食塩不使用) 60g
A粉糖 35g
卵黄 1個分
【チョコ生地】
B薄力粉 90g
Bココアパウダー 15g
Bバター(食塩不使用) 60g
B粉糖 35g
卵黄 1個分
チョコチップ 20g
クランベリー 20g
<プレーン生地を作る>
1.フードプロセッサーに材料を入れて混ぜ、3等分にする
フードプロセッサーにA(薄力粉・バター・粉糖)を入れ、数秒混ぜる。
全体が混ざったら、卵黄1個を加え少しまとまるまで混ぜ合わせる。
生地を3等分にする。
2.2つの生地を麺棒で伸ばし、冷凍庫に入れておく
3等分にした生地のうち2つを下記サイズになるように麺棒で伸ばす。それぞれラップで包んで冷凍庫に入れておく。
市松模様:8cm×6cm×1cm/渦巻き:13cm×10cm×3mm
冷凍庫に入れておく時間は、次の作業をしている間で大丈夫です。
【プレーン×チョコチップ】生地を作る
3.プレーン生地にチョコチップを加え、成形して冷凍庫で冷やす
残り1つのプレーン生地にお好みでチョコチップを加え、均等になるように混ぜ合わせる。
3cmほどの円柱になるように成形し、冷凍庫で4時間冷やす。
<チョコ生地を作る>
4.フードプロセッサーに材料を入れて混ぜ、3等分にする
フードプロセッサーにB(薄力粉・ココアパウダー・バター・粉糖)を入れて数秒混ぜ、全体が混ざったら、卵黄1個を加え少しまとまるまで混ぜ合わせ、生地を3等分にする。
5.2つの生地を麺棒で伸ばし、冷凍庫に入れておく
3等分にした生地のうち2つを下記サイズになるように麺棒で伸ばす。それぞれラップで包んで冷凍庫に入れておく。
市松模様:8cm×6cm×1cm/渦巻き:14cm×10cm×3mm
【チョコ生地×クランベリー】生地を作る
6.チョコ生地にクランベリーを加え、成形して冷凍庫で冷やす
残り1つのチョコ生地にお好みでドライフルーツのクランベリーを加え、均等になるように混ぜ合わせ、3cmほどの円柱になるように成形し、冷凍庫で4時間冷やす。
【市松模様】を作る
7.プレーン生地とチョコ生地を組み立てる
プレーンは1cm×1cm×8cmの棒を4つ、チョコは同じサイズの棒を5つ包丁でカットして用意する。余った生地はあとで使うのでとっておく。(プレーンは作り方8、チョコは作り方10で使います)
最初の段はチョコ生地が外側に来るように並べ、次の段はプレーン生地が外側になるように、3段目はチョコ生地が外側になるように置き、しっかり密着させながら組み立てる。
打ち粉を使っていないので、ラップの上から手でしっかり押さえ、密着させてあげればくっつきます。
8.余ったプレーン生地で市松模様のクッキーを包む
余ったプレーン生地を12cm×8cm×2mmに麺棒で伸ばし、市松模様のクッキーを包む。クッキーを1周し、はみ出た部分は包丁でカットする(余った生地は作り方10で使うのでとっておいてください)。ラップで包んで4時間冷凍庫で冷やす。
【渦巻き】生地を作る
9.チョコ生地にプレーン生地を重ね、巻いていく
チョコ生地の上にプレーン生地の端をそろえて重ね密着させる。片方がぴったり、もう片方はチョコ生地が長い状態にし、チョコ生地を少しカットする(余った生地は作り方10で使います)。
最初に端の部分をしっかり巻き芯を作った後、密着させつつ端までしっかり巻き冷凍庫で4時間冷やす。
【マーブル】生地を作る
10.余った生地をまとめてマーブル状の生地にし、冷凍庫で冷やす
作り方7・8・9で余った生地はひとつにまとめて3cmほどの円柱状に成形し、マーブル状のクッキー生地にする。冷凍庫で4時間冷やす。
11.生地をカットし、天板に並べる
オーブンを160℃に予熱し、その間にクッキーを8~10mm幅くらいに包丁でカットし、オーブンペーパー(シルパン)を敷いた天板にクッキーを並べる。
12.オーブンで焼く
160℃のオーブンで15~18分焼き、粗熱をとる。
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サクほろ食感♡とっておきのアイスボックスクッキー
●動画はこちら
今回はフードプロセッサーを使っているので、初心者の方でも、お手軽に本格的なクッキーを作ることができるかなと思います! 少し手間はかかりますが、おもてなしにもぴったりのアイスボックスクッキー。イベントが続くこれからの季節にもぴったりの一品です。ぜひお試しくださいね。
編集部厳選!アイスボックスクッキーアレンジレシピ
アイスボックスクッキーはそのほかにもアレンジいろいろ! ここからは、抹茶、紅茶、レモン味のアイスボックスクッキーをご紹介します。バター不使用で作れるクッキーもありますよ。こちらも試してみてくださいね。
ザクホロ♪抹茶とチョコチップのディアマンクッキー
https://oceans-nadia.com/user/107837/recipe/367341
こちらは、生地の周りにグラニュー糖をまぶした「ディアマンクッキー」。抹茶の生地にたっぷりのチョコチップが入っています。厚めに切って、ザクザクホロホロの食感を楽しんでくださいね。
米粉で作る!紅茶のアイスボックスクッキー
https://oceans-nadia.com/user/90062/recipe/373660
バター・小麦粉不使用のレシピ。米粉で作るサクサク食感のアイスボックスクッキーです。リッチな紅茶の香りがおやつタイムにぴったりです♪
●中村りえさんのバター・小麦粉不使用。米粉で作る紅茶クッキー
サクシュワ食感♪レモンのアイスボックスクッキー
https://oceans-nadia.com/user/397068/recipe/399235
レモン汁とレモンの皮が入った、レモンをしっかり感じられるクッキー。サクシュワな食感が美味しいですよ。皮も使用するので、必ず国産のレモンを使ってくださいね。
●成井史織さんのサクサク♡レモンクッキー
これまでにご紹介した【定番レシピ】はこちら