ベリーをたっぷり使った焼きタルト。 生のタルトもフレッシュな美味しさを楽しめますが、焼きタルトもまた素朴で可愛らしい見た目と甘酸っぱい美味しさが癖になります。 焼けてくるとバターとアーモンドの甘くて香ばしい香りとベリーの甘酸っぱい香りが重なり、キッチンがとっても良い香りに包まれます。
・使う砂糖は溶けやすい粉糖がおすすめ。 ・バターは有塩のバターでもOK。あれば無塩のもので。無塩バターを使う場合は、パートシュクレ、クレームダマンドそれぞれに塩ひとつまみを加えて下さい。 (2021 7/4 編集しました。)
・バターと卵は常温に戻しておく。(冷蔵庫から出して30分〜1時間ほど。バターは計量し、さいの目にカットしておくと常温に戻りやすいです。) ・生のベリーは洗い、キッチンペーパーで水気を切る。キウイベリーは半分に切る。 ・タルト型に薄くバターを塗り、小麦をはたく。(分量外)
パートシュクレを作る。 A バター60g、砂糖30g、卵黄1個分、薄力粉120gの常温に戻したバターを泡立て器でクリーム状にし、砂糖を加えてすり混ぜる。
A バター60g、砂糖30g、卵黄1個分、薄力粉120gの卵黄を入れ、さらに混ぜる。
A バター60g、砂糖30g、卵黄1個分、薄力粉120gの薄力粉をゴムベラで切るように混ぜていく。 ※初めは粉っぽいですが、だんだんまとまりますので安心して下さいね。 ポロポロと大きい塊になってきたらラップに包み、1時間ほど冷蔵庫で休ませる。
クレームダマンドを作る。 ※手順はパートシュクレとほぼ同じです。 B バター50g、砂糖50g、卵50g、アーモンドプードル50g、バニラエクストラクト少々のバターをクリーム状にし、砂糖をすり混ぜる。
B バター50g、砂糖50g、卵50g、アーモンドプードル50g、バニラエクストラクト少々の卵を1/4入れてすり混ぜたら、残りも同量ずつ入れて混ぜる。 ※分離に気をつけて少しずつ加え、都度乳化させます。 バニラエクストラクト、アーモンドプードルを入れてゴムベラで切るように混ぜる。冷蔵庫で15分ほど休ませる。(パートシュクレを成形する間でOK)
冷蔵庫から取り出したパートシュクレの生地を伸ばす。 ※冷蔵庫から取り出してすぐのパートシュクレの生地は硬いので、手で畳んで潰してを数回繰り返し柔らかくしてから、麺棒で丸く伸ばす。 ※台と生地に打ち粉(強力粉・分量外)をして伸ばす方法もありますが、ラップに挟んで伸ばすと手軽に出来ます。
タルト型より一回り大きく伸ばした生地を型に敷き込む。角や側面を軽く抑え、型に沿わせる。
はみ出た生地を切り取る。 ※内側から外側に向かって親指を動かすと簡単に切り取ることが出来ます。麺棒を使って切り取ってもOK。
フォークで底にピケをする。 ※忘れると生焼けの原因になりますので忘れずに。
⑨にクレームダマンドを詰める。 ※絞り出し袋(なければジップロックに入れて角を切る)で円を描くように詰めても良いですし、少しずつゴムベラで入れてもOK。
生のベリーをのせ、予熱したオーブン180℃で約40分焼く。
焼き上がったら型から外し、ケーキクーラーの上で冷ます。 ※焼き立ては柔らかいので注意。 型の底は、冷めてから包丁をそっと差し込んで外します。 お好みで、仕上げに粉砂糖(分量外)を振る。
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高橋 はるな
料理家
ワイン&フードコーディネーター レコール・デュ・ヴァン講師 4年制大学卒業後、大手航空会社に勤務し、ワインと食事のマリアージュや各地の食文化に触れ、食への関心を深める。 現在は食品メーカーやTV、カタログ等のレシピ開発、撮影に携わり、ワインスクール、レコール・デュ・ヴァン講師を務める。 子どもと食べるヘルシーで食材の味を感じられる家庭的な味付け、かつワインに合うおつまみレシピが得意。 最近のマイブームはぬか漬けと味噌作り。 夫と2人の子どもと4人暮らし。 現在募集中の講座はInstagramでチェックしてくださいね。 【料理に関する資格】 ・東京會舘クッキングスクール 特選コースディプロマ ・フードコーディネーター ・ワインエキスパート ・WSET level.3 ・ブロンズ認定講師 【受賞】 ・白百合醸造 ロリアンマリアージュコンテスト「 優秀賞」