ダシの引き方から詳しく紹介! 定番「豆腐とわかめの味噌汁」の作り方です。 味噌汁は「煮えばな」が最も美味しいと言われています。加熱加減に気をつけることでグッと美味しい味噌汁になりますよ。 ダシは「かつおと昆布の合わせだし」です。 丁寧に引いたダシで作るお味噌汁はホッとする美味しさ。
【工程1】昆布の表面についている白い粉はうまみ成分です。強くふいたり、水洗いしたりせず、汚れを軽くふき取る程度にします。 【工程2】沸騰させるとぬめりや、雑味の原因になります。沸騰前に昆布を取り出してください。 【工程3】箸で混ぜたりせず、自然にかつお節が沈むまでおきましょう。 【工程4】きつくしぼると雑味やえぐみの原因になるので、軽くしぼる程度にしてください。約470mlのだしがとれます。 【工程5】豆腐は絹ごし豆腐でも木綿豆腐でもお好みでご使用ください。乾燥わかめは戻しすぎないように気をつけてください。 【工程7】味噌の分量は、味噌の種類によっても変わります。1人分小さじ2〜大さじ1程度を目安に分量を調整してください。このレシピでは信州味噌を大さじ1と1/2加えました。 味噌は大豆、麹、塩のみで造られたものがおすすめです。 味噌を直接鍋に入れると味にムラができる原因になります。お玉や味噌こしを使用して溶いてから加えましょう。 【工程8】「煮えばな」とは、煮汁がグラっと煮立ちはじめた状態を言います。味噌の香り成分は90度以上になると揮発するので、グツグツと煮立てると風味が落ちてしまいます。
[かつおと昆布の合わせだしを引く] ペーパータオルで昆布の汚れを軽くふく。鍋に水と昆布を入れて、30分ほどおく。
鍋を中弱火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
中火にして沸騰したら火を止める。かつお節(削り節)を加え、沈むまで2〜3分おく。
ボウルにペーパータオルを敷いたザルをのせ、3を静かにこす。ペーパータオルごと、かつお節を軽くしぼる。
[豆腐とわかめの味噌汁を作る] 絹ごし豆腐は1.5cm角に切って、長ねぎは小口切りにする。乾燥わかめはたっぷりの水に2〜3分浸してもどし、水気をきる。
鍋に4のだしを400ml入れて中火にかける。沸騰したら、豆腐を加えて1〜2分煮て、わかめも加えてサッと煮る。
火を止めて味噌を溶き入れる。
中火にかけ、煮えばなで火を止める。
椀に盛り、長ねぎをのせる。
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2023/07/02 19:37
2022/11/04 10:04
松井さゆり
フードコーディネーター・料理家
フードコーディネーター/料理家/ いつもの食卓に+Oneのアイデアを!料理の基本を大切に。添加物はなるべく使わない身体にやさしい食事がモットー。旬の野菜をたっぷり使用した毎日のごはんやおうちで簡単に作れるスイーツレシピをご紹介しています。 ◆レシピ開発 ◆コラム執筆 ◆フードスタイリング ◆料理教室 ♦経歴♦ 大阪出身 レコールバンタンフードコーディネーターコース卒業 *イタリアンレストランにてキッチンスタッフ・ホールスタッフとして勤務 *フードコーディネーター事務所に勤務・企業様のメニュー考案、撮影などに携わる *料理教室講師 ♦資格♦ *FCAJフードコーディネーター2級(食の商品開発) *だしソムリエ *発酵食エキスパート *jr野菜ソムリエ *JSAアイシングクッキー認定講師 *食品衛生責任者 ◆受賞歴◆ *2018年 Nadia【コラム賞】受賞 *2019年 レシピブログ「フーディストアワード2019」ホットケーキミックス部門【レシピ賞】受賞 *2020年 E・レシピ【秋のキノコレシピコンテスト】優秀賞受賞