もともとは東欧ポーランドやスロバキア、ウクライナなどのお料理だそうですが、アメリカでは冷凍食品にもなっているピローギ。夫の祖父は小さいころにロシアからアメリカに移民でやってたそうで、夫にとってはこのお料理はグランマが作ってくれた思い出の味。私も1度だけグランマに教わったこの味を、夫にも子供たちにも作っています。グランマは皮も手作りしていましたが、日本で生まれ育った私は、餃子の皮はこのお料理にピッタリ!と思い、私流にアレンジして作ったレシピです。
◆餃子の皮は厚めのものがおすすめです。薄い餃子の皮だと破れやすいので茹でる時に気を付けてください。 ◆マッシュポテトはそのままでも美味しくいただけます。サイドディッシュなどにもピッタリです。 ◆チーズはお好みのチーズでOK.今回はチェダーチーズを使っていますが溶けるチーズやスライスチーズでもOKです。 ◆サワークリームを少し添えると美味しいです。なければプレーンのギリシャヨーグルトなどでもいいかもしれません。 ◆マッシュポテトを餃子の皮で包んだものを冷凍して保存して作り置きも可能。使う分だけ茹でれば簡単です。
プライパンを中火にかけてA バター120g、玉ねぎ(薄切り)350gを入れて炒める。 焦がさないように、玉ねぎがあめ色になるまで時々混ぜながら15分程度炒める。
玉ねぎがあめ色になったら火を止め、プライパンから器に移しておく。
玉ねぎを炒めている間にマッシュポテトを作る。 ジャガイモは皮を剝き、芽を取り除く。 2㎝程度の角切りにして茹でる。
ジャガイモを箸で刺してみて、すぐに崩れるくらい柔らかくなったらざるにあげて湯をきる。
湯をきったジャガイモは鍋に戻し入れて、マッシャーで滑らかになるまで潰す。マッシャーがなければコップの底などで潰してもOK.
滑らかになったジャガイモにB チェダーチーズ50g、塩小さじ1/2、ガーリックパウダー小さじ1/2、ホワイトペッパー少々、牛乳大さじ3を入れてよく混ぜる。チーズが溶けて全体がよく混ざればマッシュポテト完成。 (このまま肉料理、魚料理のサイドディッシュとしても使えます)
マッシュポテトを餃子の皮で包む。 包み方は自由ですが、今回はシンプルに2つ折りで端を止める。 *餃子を作る時と同様、皮を水で濡らしてから包むと、しっかりとくっついて剝がれにくくなります。
工程7で包んだピローギ(餃子の皮+マッシュポテト)を熱湯にさっとくぐらせて茹でる。表面がつるんとするまで1分程度が目安。
玉ねぎを炒めたフライパンを熱し、溶けたバターを少し戻し入れ、ピローギを両面こんがりと焼く。
きつね色に焼けたピローギを器に盛り、あめ色に炒めた玉ねぎを添え、お好みでサワークリームや青ネギを添える。
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EwaYuri(エバユリ)
◆大切な人と囲む美味しい楽しい食卓の思い出が心の栄養になる◆ ◆美味しいご飯と笑顔は言葉や文化の壁を超える万国共通語◆ 小さい頃、家族で囲む食卓が大好きでした。 母の作る美味しいご飯、お気に入りのレストラン。 家族で囲む食卓は体の栄養になるとともに、心の栄養になると思います。 私にとって家族や友達、大切な仲間と囲む食卓の美味しい楽しい思い出は大きな財産です。家族で囲む食卓が、いつか子供たちの心の財産になれと願い、日々の食事を作ってます。 生まれも育ちも日本・東京の私ですが、英語がワカラナイのにニホンゴワカリマセンなアメリカ人の夫と結婚を機にアメリカ移住。現在アメリカ、ハワイ在住19年になります。言葉が通じないのに一体どうやって結婚したんだ?と気になる方も多いかと思います(笑) 詳しくは↓に綴ってます。 《英語ワカリマセンな私がニホンゴワカリマセンのアメリカ人と超スピード婚した話 https://note.com/ewayuri/n/n977675ff4a20 右も左も英語もわからないアメリカでの生活でしたが、言葉の壁も、文化の壁も、そして何より言葉も通じないのに超スピード婚してしまった夫の事も、食いしん坊な私は”料理”を通して楽しく、そして美味しく知ることができたと思います。移民が多い国アメリカ。そしてハワイという土地柄、色々な国の人やお料理に出会います。その暮らしの中で出会った美味しい味を、家庭でも作れるような簡単なレシピを発信しています。 料理を通して多くの方々とのご縁が繋がっていければと思います。 レシピの事、アメリカやハワイの事、気になる事などありましたらお気軽にコメントなどいただければ嬉しいです! どうぞよろしくお願いします。 EwaYuri(エバユリ)